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標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
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■ 更新履歴
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 ・「高鈴山東鑛三角点」の記事をupしました。(2019/1/19)
 ・「唐沢リベンジ編」の記事をupしました。(2019/1/17)
 ・「石小山」の記事に追記・訂正しました。(2019/1/8)
 ・「石小山」の記事をupしました。(2019/1/6)
 ・「新寺」の記事をupしました。(2019/1/1)
 ・「五瀬」の記事をupしました。(2018/12/30)
 ・「九日田」の記事をupしました。(2018/12/23)

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2019/01/12(土)
茨城県日立市の常磐道日立中央IC料金所の北2.5km付近にある東鉱三角点。
※この記事は舘沢省吾氏からの情報を参考にしています。
※この記事は“蛇塚”の続きです。

次は四等“蛇塚”の近くにあるという東鑛三角点を探す。

jazuka_tk1.jpg
舘沢氏によれば、「東鑛」は四等標石のすぐ北辺りにあるらしいんだけど…無いなぁ。埋まってるのかな。

jazuka_tk2.jpg
おおっ!

jazuka_tk3.jpg
あったー!
これはちょっと分かりにくい。

jazuka_tk.jpg
本日2つめの「サイコロ標石」(笑)
見事な立方体だな。

jazuka_tk4.jpg
先ほどの四等から見た東鑛三角点。
正確には四等の北北西ですね。

jazuka_tk5.jpg
四等標石から7m65cmくらいの位置。

jazuka_tk6.jpg
南面、「鑛東」
右から「東鑛」(東鉱)と読みます。

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東面。

jazuka_tk8.jpg
北面。

jazuka_tk9.jpg
西面。
「東鑛」の文字以外、何も彫られていません。

jazuka_tk10.jpg
上面です。
標石に欠けは無く、良い状態です。

標石の大きさは高鈴山のと同じ、12x12x12cm(4寸角)。
十字マークの大きさも同じく、4.5cm

jazuka_tk11.jpg
せっかくなので蛇塚へ行ってみました。

蛇 塚
むかし(戦国時代以前)このあたりは巨木うっ蒼たる森林で、昼でも暗く大蛇が住んでおり村人達にたびたび危害を加えた。
村人はただおそれをなすばかりで、どうすることもできなかったが、宮田の武人水庭若狭守がこの村人の難儀を救うため大弓をもってへびをいとめた。
村人は喜ぶと共に後のたたりを恐れ死がいをこの地に埋め石碑をたて供養をしたといい伝えられている。

…だそうです。

jazuka_tk12.jpg
供養碑です。
何て書いてあるのかは確認してません。

jazuka_tk13.jpg
ついでに日立名物「大煙突」も見てみようかな。
この上に大煙突展望台があるらしい。すぐ上が送電線なためか、階段は送電線鉄塔巡視路でよく見かけるタイプ。

jazuka_tk14.jpg
遠くにそびえ立つ大煙突。
元々はこれの3倍くらいの長さがあったようなのですが、平成5年に突然折れてしまったのだとか。
[[茨城]蛇塚東鑛三角点]の続きを読む
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2019/01/12(土)
茨城県日立市の常磐道日立中央IC料金所の北2.5km付近にある四等三角点。
※この記事は舘沢省吾氏からの情報を参考にしています。
※この記事は「高鈴山東鑛三角点」の続きです。

次は予定通り、大煙突の近くにある東鑛三角点へ行ってみようと思う。
ここの東鑛は四等“蛇塚”のすぐ近くにあるらしい。“蛇塚”の点の記を見ると、三角点までハイキングコースで行くことが出来るようなので、先ほどのような苦労をせずに到達できそうな予感。東鑛探索初日の2箇所目に行こうと思ったのも、この「ハイキングコースで行ける」というのが最大の理由だ。

jazuka1.jpg
先ほど来た茨城県道36を戻り、R6を福島方面へ1kmくらい進むと画像の交差点がある。
ここは日立かみね公園の一角で、すぐ上は動物園らしい。法面いっぱいに描かれたイラストが目を引くので分かりやすい。点の記によると、以前はこのかみね公園からハイキングコースを登らないといけなかったようだ。今でも鞍掛山経由のコースは残っているようだが、そんな面倒なことはせず車で行けるところまで行こうと思う。左折。

jazuka2.jpg
R6から2.3kmほど進むと、右側に駐車場がある。
地形図を見ると“蛇塚”へ向かうハイキングコースの入口はここら辺のはずだ。鞍掛山への道もここからなので、そのための駐車場なのだろう。

jazuka3.jpg
車から降り、道路を渡った先にそれらしい入口がある。

jazuka4.jpg
入口脇にある看板にはハイキングコースの案内図が書いてある。ここで間違いないようだ。
ここから蛇塚を経由して羽黒山、神峰山、そしてあの「きららの里」へ至るコースのようだ。7.5km先だなんてメチャクチャ遠いなぁ。ちなみに点の記によると蛇塚は「じゃづか」(「じゃか」はたぶん間違い)と読むらしく、碑があるらしい。jazzか?
では出発。

jazuka5.jpg
イテテ!階段が…きつい…!
普段の運動不足が祟り、先ほどの高鈴山の探索で既に足が筋肉痛になっている。情けないことに、この程度の階段で足が悲鳴を上げてしまい登れない。…オイオイ本当に蛇塚まで行けるのか!?

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最初の階段を登り切ると、その先は緩やかな傾斜の歩きやすい道になった。金網の外には埋め立て地のような施設が見える。コースはこの埋め立て地を迂回するように金網に沿って進む。

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あぁ楽だ。さっきはどうしようかと思ったよ。

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この真下辺りが常磐道の鞍掛トンネルかな?

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ここから蛇塚手前まで、尾根に沿ってほぼ一直線な道になるようだ。

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元々緩やかな尾根のせいか思ったほど傾斜はきつくない。でも既にボロボロな私の足にはちょっときつい坂だ。

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三角点の近くに到達。
GPSを確認すると三角点はここの左上付近にあるはずだが、藪が酷いようなので点の記に従いもう少し先へ行ってみる。道なりに小さな沢を渡って沢沿いに進む。

jazuka12.jpg
沢の向こう側の藪が途切れたので、ここを渡るのが最短のようだ。
一応橋代わりに木材が二本渡してあるものの周辺がかなりぬかる。バランスを崩して転んだらタダでは済まなそうだ。しかもこの沢、ほとんど水が流れておらず何か油のようなのが浮いていて気持ち悪い。やはり素直に点の記通り尾根を登ることにする。

jazuka13.jpg
さらに沢沿いの道を進むと、何かそれっぽい分岐があった。
右へ行けば本当の蛇塚、直進して突き当たりを左折すれば三角点の“蛇塚”だろう。点の記には一旦蛇塚まで行って尾根を登るようなことが書いてあるので、ちょっとだけラッキー。

jazuka14.jpg
三角点へ向かう尾根道。
先ほど登ってきた道並みに立派だけど、どういった需要があるんだろう?送電線鉄塔の巡視用かな?

jazuka15.jpg
この辺りにあるはずだけど…。

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ピンク色の目印と標石発見!
東鑛か?四等か?

jazuka.jpg
四等でした。

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標識番号は008922

jazuka18.jpg
上面です。
[[茨城]蛇塚(四等三角点)]の続きを読む
2019/01/12(土)
茨城県常陸太田市の高鈴山山頂より西北西約1.3km付近の尾根上(464m標高点付近)にある東鉱三角点。
※この記事は舘沢省吾氏からの情報を参考にしています。

以前、気仙沼の手長山長畑山仙台市太白区八木山へ探しに行ったことがある「仙鉱三角点」。
「仙鉱」とは、上西勝也氏のWebページ「日本の測量史」の「鉱山測量」のページによると、

1949年(昭和24)に設置された仙台鉱山保安監督局(現関東東北産業保安監督部)の略称

のことであり、「○鉱三角点」とは、鉱山を採掘するに当たって国に申請する際の実地調査で行う測量の時、既存の国土地理院(当時は陸地測量部または地理調査所)の三角点だけでは足りないときに、所轄の鑛山監督局(戦後は鉱山保安監督部)が独自に設置した三角点のことで「鉱山三角点」とも呼ばれるようです。この鑛山監督局は札幌、仙台、東京、大阪、福岡の5箇所に設置されていたらしく、その管轄区域ごと独自の三角点が設置されていたようです。

つまり「仙鉱三角点」は当時の仙台鉱山保安監督局が独自に設置をした鉱山測量用の三角点ということになります。(現在は使用されていない)

先日、いつもお世話になっている舘沢省吾氏より、茨城県日立市周辺に(分かっている所だけで)3箇所「東鑛三角点」があるとの情報を頂きました。「東鑛」(東鉱)とは東京鑛山監督局または東京鑛山保安監督部のことで、主に関東地方を管轄していたと思われます。茨城県の日立市といえば日立製作所。そして、その日立製作所のルーツとなる日立鉱山があるところで大変有名です。なので、この東鑛三角点は日立鉱山の測量に関係があるものと思われます。

その3箇所の「東鑛」は、いずれも山の中を片道1kmは歩かないと行けない位置にあると判明。決して健脚とはいえない運動不足な私の体力では以前高鈴山へ行ったときのような日帰りは無理と判断し、興味はあるんだけどそのうち行けるときに行こうかなと、一旦は今後の予定とした。正月休みが終わり、成人の日を含む三連休に特にこれといった用事が無く、どうしようかなと思っていたときにこの件を思い出し、日立へ一泊で行ってこようと思いついた。今の時期、日本海側は雪で埋まっているため標石探しには向かないが、北関東なら舘沢氏の助言通り雪が無いので標石探しには最適な時期と言える。

takasuzusan_tk1.jpg
そんなわけで、また日立にやってきた。 ※画像はドライブレコーダーの動画を加工したものです。
本日は高鈴山の西側尾根上にあるものと、有名な大煙突の近くにある2箇所へ行こうと思う。どちらも、いかにも「鉱区」な場所だ。前回同様、IC内のPAにあるコンビニで食料を調達後、まずは高鈴山のほうへ行ってみる。

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強制的に料金を払わされる日立有料道路を経由後、茨城県道36へ右折し、北西方向へ約8.3km進んで画像の交差点を左折。

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さらに約3kmほど進み、常陸太田市との市境手前付近まで来た。
地形図を見ると、この辺りに市境に沿って高鈴山山頂へ続く山道の入口があるはずなんだけど…。

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市境の辺りは法面になっていて登れないため、その手前を見てみると、いかにもな目印とそれっぽい入口のようなものを発見。
市境近くの道路右側にある待避所のような所(元は旧道の入口だったようだ)に車を駐めて早速入ってみる。

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中に入り、獣道のような道を少し登ると作業道の跡のようなのに出た。
この道がこのまま目的地まで続いていれば良いんだけど…。

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作業道のような道は所々で不鮮明になったり、突然無くなったり、行きたい方向と違う方へ行ったりで当てにならないので、GPSで現在地と方角を確認しながら進む。

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山道を見失ったというか元々無いような感じになった。とりあえずGPSを見ながら高い方へ進むようにしたほうが楽そうだ。

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一つ目のピークに到達。荒れてるなぁ…。

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藪に飛び込んで少し進んてみたところ、すぐ左(北)の方に山道が見えた。藪から出てみると、ちゃんと整備されているような歩きやすそうな道だった。どこから登ってくる道なんだろう。

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そこから先は高低差が少なく、比較的歩きやすい尾根道が続く。

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分岐っぽいところに到達。左の下る方へ行くのが正解のようだ。

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かなり快適な尾根道でスイスイ進める。

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あの上辺りかな?

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標石発見!

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標石です。
でも何かちょっと違和感がある形だなぁ…。

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「鑛東」(南面)
この場合、右から読むのが正しいので「東鑛(東鉱)」と読みます。
違和感があるのは下が露出しているからではなく、この寸詰まりな本来の露出部分。測ってみると縦・横・高さとも12cm(4寸。四等と同じ太さ)で、まるでサイコロ。仙鉱は縦が長かったため違和感はありませんでしたが、何だこりゃです。
実は東鑛の標石の現物を以前、つくばの国土地理院の敷地内で見たことがあります。改めて画像を見てみると、確かにサイコロです。但し文字は縦書きですね。

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東面。特に何も書かれていません。北東の角が欠けています。

takasuzusan_tk17.jpg
北面。何も無し。

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西面。ここも何も無し。

takasuzusan_tk19.jpg
上面です。

標石の大きさは本来露出している部分が先述の通り、12x12x12cm(4寸角)。露出部分を含めた高さが約23cm。
本来埋まっている部分の幅が約16cm。十字マークの大きさが4.5cmでした。
標石の位置は地形図上、市境の南側なので常陸太田市だと思われます。
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