2019/06/01(土)
東松島市の大高森山頂にある宮城縣標石(測点)。
※この記事は “大高森”(東松島市)再訪編 の続きです。
次は宮城縣測點の確認。
今回大高森に再訪した理由は、前回来たとき測點にあまり関心が無く画像をあまり撮っていなかったのと、独立した記事が無かったためだ。今後この手の記事が増えそうな予感…?

例の「測點」は雷神塔の脇にあります。

三角点から見た「測點」。
標高からいうと最高点である「測點」の辺りに三角点を設置するのが普通のような気がします。敢えて三角点をこの位置にしたのは何か訳があったのかもしれません。雷神塔が邪魔で櫓(髙覘標)を組みづらかったとかでしょうか?

位置は三角点の南南西7m70cmくらい。

標石です。
かなり露出しています。

東面「測點」
いわゆる「宮城縣標石」で「測點」と書かれている物は珍しく、詳細については不明です。
※「日本の測量史」の上西氏は、『海岸近くにあることから漁業関係の標石かも知れません。』と述べています。(参考)

北面。
この面には何も書かれていないようです。

西面「宮城縣」
見づらいですが「宮城縣」と書かれています。(マウスカーソルを画像の上へ持って行っても強調されません(笑))

南面「A 第八号」
他に同様の物が最低でも7つあるようですね。
ゆう氏によると、塩竈市の浦戸諸島の大森島にある三等“朴島”のそばにも似たような物があるらしいのですが、「A」の文字が無かったりするので…何なんでしょうね?

上面です。
中心に十字マークは無く、他の「宮城縣標石」と同様に四角錐のような感じの丸い面になっています。
標石の大きさは 17.5x18x30 cm。(南北方向×東西方向×高さ)
高さは本来露出する部分。この状態での「測點」の面の露出している部分を含めると約90cm。
※この記事は “大高森”(東松島市)再訪編 の続きです。
次は宮城縣測點の確認。
今回大高森に再訪した理由は、前回来たとき測點にあまり関心が無く画像をあまり撮っていなかったのと、独立した記事が無かったためだ。今後この手の記事が増えそうな予感…?

例の「測點」は雷神塔の脇にあります。

三角点から見た「測點」。
標高からいうと最高点である「測點」の辺りに三角点を設置するのが普通のような気がします。敢えて三角点をこの位置にしたのは何か訳があったのかもしれません。雷神塔が邪魔で櫓(髙覘標)を組みづらかったとかでしょうか?

位置は三角点の南南西7m70cmくらい。

標石です。
かなり露出しています。

東面「測點」
いわゆる「宮城縣標石」で「測點」と書かれている物は珍しく、詳細については不明です。
※「日本の測量史」の上西氏は、『海岸近くにあることから漁業関係の標石かも知れません。』と述べています。(参考)

北面。
この面には何も書かれていないようです。

西面「宮城縣」
見づらいですが「宮城縣」と書かれています。(マウスカーソルを画像の上へ持って行っても強調されません(笑))

南面「A 第八号」
他に同様の物が最低でも7つあるようですね。
ゆう氏によると、塩竈市の浦戸諸島の大森島にある三等“朴島”のそばにも似たような物があるらしいのですが、「A」の文字が無かったりするので…何なんでしょうね?

上面です。
中心に十字マークは無く、他の「宮城縣標石」と同様に四角錐のような感じの丸い面になっています。
標石の大きさは 17.5x18x30 cm。(南北方向×東西方向×高さ)
高さは本来露出する部分。この状態での「測點」の面の露出している部分を含めると約90cm。
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2018/02/11(日)
松島町の三陸道松島北IC料金所の北東1.6km付近、萩ヶ森山山頂にある宮城縣標石。
※この記事は「ゆうさんの三角点」の記事を参考にしています。
※この記事は“荻ヶ森”の続きです。
次はすぐそばにある宮城縣標石。

赤矢印のが宮城縣標石。

標石周辺はトゲのある植物が多かったため、刈り払うとき何度も痛い思いをしました。

三角点からは点の記の通り、約2.7m

標石です。
さっきの比べると、まともですね(笑)。

「宮城縣」
「宮」の字の左側に結構大きめなキズがあります。何がぶつかったんでしょうね?
以降、反時計回りで。

「第百廿一号」
第121号。

この面は何も彫られていないようです。
落書きも無いみたいです(笑)。

「明治二十六年」
ゆうさんも指摘されてましたが、この標石は設置年が「二十」なのに、番号が「廿(二十)」だったりと漢数字の表記が統一されていません。先ほどのもそうだったように番号の面だけ字体が違っているので、恐らくですが予め番号無しの標石を作っておいて、後で別の人が番号を彫っていたためではないかと思われます。

上面です。「宮城縣」の面(画像下側)は西向きです。
穴無し、四角錐タイプですね。
標石の大きさは 15.5x15x31cm
高さは「宮城縣」の面です。
※この記事は「ゆうさんの三角点」の記事を参考にしています。
※この記事は“荻ヶ森”の続きです。
次はすぐそばにある宮城縣標石。

赤矢印のが宮城縣標石。

標石周辺はトゲのある植物が多かったため、刈り払うとき何度も痛い思いをしました。

三角点からは点の記の通り、約2.7m

標石です。
さっきの比べると、まともですね(笑)。

「宮城縣」
「宮」の字の左側に結構大きめなキズがあります。何がぶつかったんでしょうね?
以降、反時計回りで。

「第百廿一号」
第121号。

この面は何も彫られていないようです。
落書きも無いみたいです(笑)。

「明治二十六年」
ゆうさんも指摘されてましたが、この標石は設置年が「二十」なのに、番号が「廿(二十)」だったりと漢数字の表記が統一されていません。先ほどのもそうだったように番号の面だけ字体が違っているので、恐らくですが予め番号無しの標石を作っておいて、後で別の人が番号を彫っていたためではないかと思われます。

上面です。「宮城縣」の面(画像下側)は西向きです。
穴無し、四角錐タイプですね。
標石の大きさは 15.5x15x31cm
高さは「宮城縣」の面です。
2018/02/11(日)
大崎市鹿島台のJR東北本線鹿島台駅の西7.2km付近にある宮城縣標石。
※この記事は「ゆうさんの三角点」の記事を参考にしています。
※この記事は“江戸ヶ森”の続きです。
まず、この記事名についてですけど、「江戸ヶ森」にしなかったのは山名でも地名でも無いからで、これは最近の記事名の付け方に合わせてます。初め、所在地名が「岩渕山」で山名っぽいため「大崎岩渕山」にしようかと思いましたが、大崎市鳴子に同名の山があるので区別するために「鹿島台」も入れました。結果、長くて分かりにくい記事名になってしまいました。以上。

宮城縣標石は三等“江戸ヶ森”のすぐ南側にあります。

三角点から1.1m
点の記の要図に書いてある通りですね。

標石です。

「宮城縣」
右側の角が欠けて変形しているように見えます。
なんか雑な感じの字体ですね。たしか蜂谷森にあったのもこんなのだったっけ。
以降、反時計回りで。

この面は何も彫られていない…と思ったら右上に何か書いてあるような?

「昭次」って書いてあるな。(マウスカーソルを画像の上へ移動すると読みやすくなります。画像は90度回してあります)
「しょうじ」?それとも「あきつぐ」…かな?人名だよね?そういえば落書きも蜂谷森だったっけな(笑)。字体だけでなく、こんなのまで共通してるとは(笑)。
おーい、昭次!生きてるかどうか知らんけどネットデビューおめでとう!!

「明治廿七年」
明治27年。蜂谷森のように「明」の字の「月」が象形文字のようにはなってませんが、やはり雑な感じに見えます。

「第八十八号」
なぜかこの面だけは立派(笑)。彫る担当者が違うんでしょうね。

上面です。「宮城縣」の面は東を向いています。
真ん中に穴が開いているタイプです。
標石の大きさは 13.5x15.5x28cm
面により横幅で2cmくらい差があります。高さは「宮城縣」の面です。
※この記事は「ゆうさんの三角点」の記事を参考にしています。
※この記事は“江戸ヶ森”の続きです。
まず、この記事名についてですけど、「江戸ヶ森」にしなかったのは山名でも地名でも無いからで、これは最近の記事名の付け方に合わせてます。初め、所在地名が「岩渕山」で山名っぽいため「大崎岩渕山」にしようかと思いましたが、大崎市鳴子に同名の山があるので区別するために「鹿島台」も入れました。結果、長くて分かりにくい記事名になってしまいました。以上。

宮城縣標石は三等“江戸ヶ森”のすぐ南側にあります。

三角点から1.1m
点の記の要図に書いてある通りですね。

標石です。

「宮城縣」
右側の角が欠けて変形しているように見えます。
なんか雑な感じの字体ですね。たしか蜂谷森にあったのもこんなのだったっけ。
以降、反時計回りで。

この面は何も彫られていない…と思ったら右上に何か書いてあるような?

「昭次」って書いてあるな。(マウスカーソルを画像の上へ移動すると読みやすくなります。画像は90度回してあります)
「しょうじ」?それとも「あきつぐ」…かな?人名だよね?そういえば落書きも蜂谷森だったっけな(笑)。字体だけでなく、こんなのまで共通してるとは(笑)。
おーい、昭次!生きてるかどうか知らんけどネットデビューおめでとう!!

「明治廿七年」
明治27年。蜂谷森のように「明」の字の「月」が象形文字のようにはなってませんが、やはり雑な感じに見えます。

「第八十八号」
なぜかこの面だけは立派(笑)。彫る担当者が違うんでしょうね。

上面です。「宮城縣」の面は東を向いています。
真ん中に穴が開いているタイプです。
標石の大きさは 13.5x15.5x28cm
面により横幅で2cmくらい差があります。高さは「宮城縣」の面です。