標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2016/10/29(土)
大崎市鳴子の荒雄岳山頂にある二等三角点。

先日、福島の二等へ行ったので今日は宮城県内の二等へ行ってみようと思う。県内のまだ行っていない二等でお手軽な所が残ってないかとネットで調べたところ、鬼首の荒雄岳が比較的簡単そうに見えた。登山道がちゃんと整備されているようだし、いかにも急峻そうな山名にもかかわらず初心者向けであるという。…そうか山名に騙されて今まで行こうとしなかったんだな。

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点の記を見ると、荒雄岳の登山道は赤沢林道から入るらしい。林道ということで念のため友人K君に軽四駆車を出してもらう。いつもすまんな。古川よりR47を西へ進み、鳴子でR108に入る(本当は古川からR47と重複している)。最近出来たという花渕山バイパスを経由し約9km進み、画像の所で右折。【現在地
実はR108もここで右折なのだが、大半の車はそのまま直進し県道63に入ってしまう。事実上のR108鬼首バイパスなのに、敢えて県道に指定したのは何故なんだろう?

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県道63との分岐より約700m進み、ここを斜め右へ。【現在地

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一方通行規制に従い道なりに進み、ここを左折。【現在地
ちゃんと「荒雄岳入口」と書いてある。

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林道を道なりに5kmほど進むと登山道の入口があった(この手前にも別ルートの登山道入口がありますが、点の記に従いました)。【現在地
林道ということで道の状態を心配していたが、途中の一部が砂利道になっていたものの道幅が広く整備されていたため普通車でも問題なく通れるようだ。

ここへ来る途中、一つ上の画像の交差点より200mくらい進んだ付近に四等があるらしいのでちょっとだけ確認してみたんですけど、過去の道路工事などで亡失しているような感じだったため見なかったことにしました(笑)。

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逆側より登山道入口を見た状態。まだ車道が続いているようだ。点の記にも車で200m入っていったようなことが書かれているし、折角なのでここでK君の車の本領を発揮してもらいましょう。

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入口より150mくらい進むと広場に出た。車はここまでらしい。何だよ200mも進めないじゃないか。【現在地
早速準備をして出発。

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登山道は元々林道というか作業道の跡のような感じで道幅が広く歩きやすい。【現在地

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ここを斜め左へ進む。【現在地
藪に埋もれているが、よく見ると作業道のような広い道はこのまま斜め右の方へ進んでいるようだ。

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道沿いの倒木には謎のキノコがびっしり。しかも結構大きい。キノコについては全く詳しくないので持参のキノコ図鑑で確認したものの特定できず。食べられるのであれば持ち帰りたいけど自信がない。こういう時キノコに詳しい人がいれば良いんだけど。【現在地

家に戻ってから再度調べました。たぶんツキヨタケ(毒)だと思われます。採らないで良かった…。しかもなんかこれ、夜光るらしいですよ。

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広めの道から分岐した後も傾斜はあまりきつくなく楽に進める。なるほど確かにこれなら初心者向けと言われるわけだ。こういうことなら、もっと早く来れば良かったよ。その代わり山の斜面をつづら折れで登るため直登に比べてかなりムダな距離を歩かされるけど、その分楽なはずなので仕方ないかな。【現在地

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山頂が見えてきたぞ。

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山の神の向こうに標石発見。

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大きめの保護石3個(点の記にも3個と書かれている)。
いつも思うんだけど、こんなに離れてたら保護出来ないよね?ただの目印としてならだけど。

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標石のアップです。特に欠けも無く良い状態です。

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上面です。
[荒雄岳(二等三角点)]の続きを読む
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2016/10/23(日)
福島県南相馬市鹿島区のJR常磐線鹿島駅の北北西4km付近にある二等三角点。
※この記事は“物見山”の続きです。

せっかく南相馬まで来たので、もう一ヵ所二等へ行ってみようと思う。
先ほどの“物見山”の北西約8kmの辺りにある“利正寺山”は、点の記を見るとすぐ近くまで車で行けるうえに、そこからの道がちゃんと遊歩道になっているようだ。場所も地目が「公園」なので、たぶん楽勝だろう。さらにこの点の選点者、というか冠字は“物見山”と同じ「井」だ。もしかしたら、この標石もビッグサイズなのかもしれない。これは楽しみだ。

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R6を北上し、画像の交差点を左折する。【現在地

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約600m進み、左カーブ途中の画像の所で右折。【現在地
あれ?なんか看板が立ってる。

二等三角点
利 正 寺 ノ 舘
登山口まで0.8k(約10分)
頂上へ17分
てっぺん会

二等三角点って書いてある~!!
何て親切な看板なんだ!「てっぺん会」って団体が立てたのかな?

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看板の「約10分」は徒歩での時間だと思うが、車道が続いているのでそのまま車で進む。【現在地

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舗装路は民家の前で終わり、砂利道に。【現在地
山頂近くには配水池タンクがあるみたいだから、このまま進んでも大丈夫だろう。

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予想通り、砂利道はちゃんと整備されているようで普通車でも特に問題なく進める。【現在地

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配水池タンク前に到着。【現在地

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「登山口」と書かれた看板の前は車を駐車するのにちょうど良いスペースがある。車を駐めて早速登って行くことにしよう。
画像右側の看板には、ここが寿性寺館(利正寺館)という山城であったことと、なぜか三角点についての解説が書いてある。設置者は先ほどの「てっぺん会」では無いようだ。一等ならまだしも二等でこれだけ三角点についての案内や説明書きがある点は珍しい。【現在地

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道はここで一旦左に折れる。確かにいかにも城といった雰囲気だ。【現在地

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さてと三角点はどこだ?【現在地

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奥の方に標示杭発見!【現在地

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標石です。ICタグ付き。標示杭は木製。
ここにも親切な看板が。設置者はあの「てっぺん会」。いや良いんだけどね、良いんだけど、あまり設置者名を主張しすぎるのも、ちょっとうざったいかな…。何とか別府とかさ。

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標石のアップ。
うわっちいせぇぇ!!…って、これが普通サイズか。さっきのが大きすぎたんだな。


上面です。
一辺15cmの普通の二等標石でした。
[[福島]利正寺山(二等三角点)]の続きを読む
2016/10/23(日)
福島県南相馬市原町区のJR常磐線原ノ町駅の北北東3.5km付近にある二等三角点。
※この記事は舘沢省吾氏からの情報を参考にしています。

三角点標石は等級ごとに大きさが決まっていて一辺の長さが一等なら18cm、二等・三等なら15cm、四等は12cmとなっている。3cmごとに違うのは当初単位に「寸」を使っていた名残だ(一等なら六寸角)。その「規格品」である標石にも、希に規格外の標石が紛れることがある。何か意図があるのか、単に石材屋の大ボケなのかは定かではないが、ごくたまに妙にデカい標石が設置されている場合があるのだ。

私の知る限り、宮城県内では仙台市青葉区の“八森山”がそれに該当していて、二等なのに一等並みの大きさの標石が設置されている。あと、福島県いわき市小名浜の“下神白”には一等なのに一辺21cmの巨大な標石が設置されていて、一部の人には大変有名だ。

以前、舘沢氏より福島には“下神白”以外にも数ヶ所「規格外一等」があると聞いていて、まだ未探索だったのだが、最近南相馬にある二等も規格外だとの情報を頂いた。福島は規格外の標石が名物なのだろうか?南相馬なら常磐道を使って割と気楽に行けそうな気がするので、早速行ってみることにした。

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その規格外二等な三角点とは旧原町市と旧鹿島町の市町境付近にある“物見山”である。地図を見ると南相馬ICでは行き過ぎてしまうため手前の南相馬鹿島スマートICで降り、R6に入る。そして画像の原町火力発電所入口の交差点を発電所とは逆側の右へ曲がる。【現在地

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100mほど進み、ここを左折。【現在地

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点の記に書いてある太平山法恩寺の入口に到着。画像右側の観音像はR6を右折したところからでも見える。【現在地

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点の記の要図を見ると法恩寺の敷地外から山へ入っているが、行ってみたら奥で通れなくなっていたので観音像の右横より入ってみる。【現在地

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いつもの事だけど「小径あり(巾0.5m)」って、どこにあるんだよ!!【現在地

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尾根っぽい所があったので登る。【現在地

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あった!

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標石です。
画像からは分かりづらいですが、確かに大きいです。標石を見慣れた方ならアレッ!?と思うはず。


二等にしては等級の左右のすき間が妙に広いので、もの凄く違和感があります。これが一目見て「でかい!」と思った理由。画像の上へマウスカーソルを持って行くと一般的な二等標石(画像は“権現森”のもの)と比較ができるので見比べてみてください。
この標石は点の記を見ると選点が昭和62年になっていて一度移転したことが分かります。移転の際に普通の石へ換えることも出来たはずですが、敢えてそのままにしたのでしょう。

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大きさを測ると一辺が18cmで、一等標石と同じです。「一」を「二」に書き換えたわけでもないようなので、初めから一等標石に「二等」と彫ったみたいですが…何でだろう?注文した二等標石が足りなくなって急遽一等ので代用したとか??

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三角点のすぐ北は山が削られて点の記や地形図と比べて地形が変わっていました。一見仮設住宅っぽく見えますが、どうやら復興作業従事者向けの簡易宿泊施設のようです。施設の敷地に入ることができれば、こちら側から登った方がずっと楽だと思います。
[[福島]物見山(二等三角点)]の続きを読む