標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2017/04/15(土)
茨城県日立市の高鈴山山頂にある天測点。
※この記事は“高鈴山”の続きです。

次は天測点。
前の記事で以前からここへ来ようと思っていたと書きましたが、元々は筑波山の帰りか、もう1泊してから寄るつもりでいました。ところが諸事情(笑)により予定を変更せねばならなくなり、高鈴山へは寄らないことに。あの時はかなり無理して国土地理院へも行ったんだっけな…。それ以来なかなか来られなかったんですけど、今回やっと高鈴山の天測点へ来ることが出来ました。

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天測点は三角点の東北東にあります。

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同行の友人K君に手伝ってもらい三角点からの距離を測定。
かなり適当ですが、5m20cmくらい。点の記の値と一応合ってます。

(…何やら下が騒がしいな。えっ?なんか人が大勢来る!?ちょっとこりゃまずい、早く撮影しないと!!)

takasuzuyama_t.jpg
天測点です。天測台で八角形タイプを見たのはたぶん初めて(※)。
大きさは幅 66.5cm、高さ 126.5cm くらい。
※八角柱は以前、水沢菱形基線の端点で見ています。

(うわー、下の広場が人でいっぱいになってる。いったい何なんだ??)

takasuzuyama_t3.jpg
上面。
八角形ですね。ちゃんと角の面取りもされていて、丁寧に作られています。
それに比べて、うちのほうのは何でただの四角柱なんだろう?手抜き?

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指標鋲。
コンパスがやや反時計回り方向を指してますが、これは磁北を指しているので、真北は指標鋲の向きで合っているのだと思います。
直径4cmくらいです。

(…って、こっちに登ってきたよ。まずいまずいまずい(笑)早く済ませないと!!)

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銘板。
第何号なのか読めませんでした。
大きさは縦 20cm、横 9cmくらい。

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天測台の前には草木など無く、子午線標の方角(真北)が遠くまで見渡せる状態でした。
下の方にこれから行く予定の「奧日立きららの里」が見えます。大体、赤矢印の辺りが子午線標がある所かな?

(うわっ!お前らこっち来んな(笑)写っちまうぞ!)

takasuzuyama_t7.jpg
さっきまで数人しか居なかった山頂が急に人でいっぱいになりました。何とかギリギリ撮影が間に合ったって感じ。あぁ危なかった。
どうやら地元の高校生たちのようです。引率の先生が後から車で来たので、恐らく「かみすわ山荘位置辺りから車道を登ってきたんでしょう。
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2017/04/09(日)
南三陸町の南三陸ホテル観洋の南南西600m付近にある一等水準点(兼重力点)。
※この記事は“5695”の続きです。

次も一等重力点を兼ねた一等水準点である。なぜ志津川に2ヵ所設置したのかは良く分からない。

5694_1.jpg
先ほどの所よりR45を石巻方面へさらに1.7kmほど進むと、目標物であるJR気仙沼線ガードの高さ制限ゲートが見えてくる(予めGoogleマップのストリートビューで確認しておいた)。【現在地

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道路脇に標示板を発見。【現在地
…したけど、ここに路駐するわけにもいかないので、とりあえず通過。

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少し進むと左側に駐車スペースが。でも私は右側の空き地に駐めました(これも予め調査済み)。【現在地

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車を駐めた空き地から水準点へ向かう。
途中には点の記にも書かれている「89.3」のキロポスト(距離標)がありました。偶然でしょうけど、このキロ数って語呂が良いというか物騒というか…。

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水準点に戻ってきました。保護石が4つ並んでいるのが分かります。

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標石でなく金属標です。

5694_7.jpg
上面舗装ですね。

5694.jpg
金属標のアップです。
他のもそうでしたが、重力点を兼ねているのに見た目はただの水準点です。何か「これは重力点だ!!」みたいなのが欲しいですね。例えば「重力点」と書かれた標示杭を打っておくとか。
[5694(一等水準点・一等重力点)]の続きを読む
2017/04/09(日)
南三陸町の南三陸ホテル観洋の北北西1.1km付近にある一等水準点(兼重力点)。
※この記事は“上の山”の続きです。

次は、志津川へ来た本来の目的である一等重力点を兼ねた一等水準点へ行くことにする。

5695_1.jpg
先ほどの上の山公園より、R45を石巻方面へ進む。【現在地
5696”の記事でも書いたように、かさ上げ工事中の志津川中心部は頻繁に道路の付け替えが行われ、来る度に道が変わっている。以前来たときはR45が前を横切っていて今居るところがR398だったはずだが、現在はここがR45だ。最終的には震災前のルートに近い、もっと南側の方を東西に通すのだろう。

5695_2.jpg
町を抜けたところにある水尻川に架かる橋を渡ったところから700mほど進むと水準点付近に到達する。【現在地
道路右側に旧道跡と思われる側道があるので、車をそこに駐める。

5695_3.jpg
標示板発見。点の記の記載通り「佐利商店」の手前にありました。

5695_4.jpg
ここも確か地下だったっけな。マンホールでなく、鉄板か。

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おおーっ!フタの中央に

   基  本
  一等水準点
建設省国土地理院

と書かれたプレートが付いている!
以前秋田の湯沢で見たのとはタイプが違いますね。まぁ建設省時代ってのもあるけど。

じゃ早速開けますかね~。鉄板だからマンホールのフタよりも簡単だな。

5695_6.jpg
よいしょっと…あれ?
中にもう一つフタがある!?しかも結構下の方!
うわっ、フタが遠いなぁ。しかも変な色の泥で汚いし。

5695_7.jpg
ん?うっすらとだけど泥に埋もれてる。しかもさらに深いところにあるし。さて、どうしようか…。
※以前ゆう氏が来たときは水没していたみたいです。

5695.jpg
丸形の標石ですね。
深さを測るのを失念しましたが、泥を取るのに頭を突っ込むくらい深かったので、深さ70cmくらいはあったと思います。もうやだ…。
この辺りは道路の改良工事を少なくとも2回はしたのでしょう。その度にかさ上げされて、ご覧の有様。三角点と違い標高が変わってしまうので、おいそれと高上改埋するわけにもいかなかったんでしょうね。
重力をどのようにして測るのか知りませんが、こういう場合測定器はこの深くて汚い標石の上に置くのか、それとも鉄板のフタの上になのか、どうしたんでしょう?
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