標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2018/02/11(日)
大崎市鹿島台のJR東北本線鹿島台駅の西7.2km付近にある宮城縣標石。
※この記事は「ゆうさんの三角点」の記事を参考にしています。
※この記事は“江戸ヶ森”の続きです。

まず、この記事名についてですけど、「江戸ヶ森」にしなかったのは山名でも地名でも無いからで、これは最近の記事名の付け方に合わせてます。初め、所在地名が「岩渕山」で山名っぽいため「大崎岩渕山」にしようかと思いましたが、大崎市鳴子に同名の山があるので区別するために「鹿島台」も入れました。結果、長くて分かりにくい記事名になってしまいました。以上。

iwabuchiyama_m1.jpg
宮城縣標石は三等“江戸ヶ森”のすぐ南側にあります。

iwabuchiyama_m2.jpg
三角点から1.1m
点の記の要図に書いてある通りですね。

iwabuchiyama_m.jpg
標石です。

iwabuchiyama_m3.jpg
「宮城縣」
右側の角が欠けて変形しているように見えます。
なんか雑な感じの字体ですね。たしか蜂谷森にあったのもこんなのだったっけ。
以降、反時計回りで。

iwabuchiyama_m4.jpg
この面は何も彫られていない…と思ったら右上に何か書いてあるような?


「昭次」って書いてあるな。(マウスカーソルを画像の上へ移動すると読みやすくなります。画像は90度回してあります)
「しょうじ」?それとも「あきつぐ」…かな?人名だよね?そういえば落書きも蜂谷森だったっけな(笑)。字体だけでなく、こんなのまで共通してるとは(笑)。
おーい、昭次!生きてるかどうか知らんけどネットデビューおめでとう!!

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「明治廿七年」
明治27年。蜂谷森のように「明」の字の「月」が象形文字のようにはなってませんが、やはり雑な感じに見えます。

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「第八十八号」
なぜかこの面だけは立派(笑)。彫る担当者が違うんでしょうね。

iwabuchiyama_m7.jpg
上面です。「宮城縣」の面は東を向いています。
真ん中に穴が開いているタイプです。

標石の大きさは 13.5x15.5x28cm
面により横幅で2cmくらい差があります。高さは「宮城縣」の面です。
[大崎鹿島台岩渕山宮城縣標石]の続きを読む
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2018/01/14(日)
登米市中田町の石ノ森章太郎ふるさと記念館の北東1.5km付近にある宮城縣標石(三角標)。
※この記事は「ゆうさんの三角点」の記事を参考にしています。
※この記事は“小塚”の続きです。

次は近くにある宮城縣三角標。

kozuka_m1.jpg
点の記には三角点から5.8mの所に県三角標があると書かれていますが、近くなのに藪が酷くて分かりづらいです。画像は三角点からの距離を測るために笹竹を広げて「道」を作ったつもりの状態。赤矢印の先に三角標の標石があるはずなんですけど、画像からは良く分からないですね。

kozuka_m2.jpg
三角点の南西5.8m
点の記に書いてある通りです。

kozuka_m.jpg
標石です。
標石周辺は笹藪の端のため笹竹の密度が三角点周辺よりも低く、比較的撮影しやすかったです。

kozuka_m3.jpg
「宮城縣」
先ほど犬子松で見た物字体が同じみたいですね。
以降、反時計回りで。

kozuka_m4.jpg
「A 17」
犬子松のと同じ系列で連番だとすると、向こうのは「A 38」ですから、もしかすると間に20ヵ所、別の三角標があるのかも。
縣三角標が河川測量用だとした場合、この小塚にある標石は北上川と迫川のちょうど中間付近という、とても紛らわしい位置にあるので、どちらの川の測量用なのか分かりづらいです。犬子松のは位置が迫川寄りなので、迫川のなのかな…?確か三角標でAが付く物はこの2つ以外見つけてないはずなので、もう一つ見つかればハッキリするのでないかと思います。

kozuka_m5.jpg
「明治三十四年」
犬子松のと同時期です。

kozuka_m6.jpg
「三角標」

kozuka_m7.jpg
上面です。
手前(下)側が「宮城縣」の面です。これも犬子松のと同様に「宮城縣」の面が東を向いています。

標石の大きさは 15x15x40cm (5寸角)
高さは「宮城縣」の面で、本来の露出する部分のみの高さは38cmくらい。この辺り、ちょっと誤差がありますね。
十字マークは9cmでした。

この後、笹藪の南側に抜けて藪の西側に沿って進んだら楽に戻れました。
前の記事のここで、右(西)の方へ進めば楽に行けたということですね…。
[登米小塚宮城縣三角標]の続きを読む
2018/01/14(日)
登米市米山町のR346山吉田橋の北東1.9km付近にある宮城縣標石(三角標)。
※この記事は舘沢省吾氏からの情報を参考にしています。

正月明け頃、舘沢氏よりメールと画像が届いた。
「登米市米山犬子松」で検索していたら、添付した宮城縣三角標の画像が載っていたらしい。当然、私も行ったことが無い所だ。標石の場所を調べるため、私もそれと同じ画像を求めて検索してみたがキーワードが不適切なのか見つけることが出来なかった。

そこでGoogleマップで「登米市米山犬子松」を検索してみると、一軒の民家とその南側にある川までの田んぼだけという大変狭い範囲であることが分かった。この程度なら民家の敷地内でない限り、歩き回れば見つけることが出来る。次にストリートビューで近くを見てみると、橋の向こう側の木が生えている辺りの堤防が少し高くなっている。測量標は見通し距離を稼ぐために少しでも標高が高いところに設置されるので、ここが一番怪しい。送っていただいた画像の背景とも周りの雰囲気が一致する。

これでおおよその位置が分かったため、行って確かめてみることにした。

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R346の迫川に架かる山吉田橋を渡り、900mくらい進んだところの左カーブにある交差点を右折する。

inukomatsu_m2.jpg
すぐ橋があるので、渡った所を左へ。

inukomatsu_m3.jpg
川(用水路?)沿いに進む。目的地は三つ目の橋の向こう側のはず。…それらしいのが見えてきました。

inukomatsu_m4.jpg
おおっ!あるじゃん!!

inukomatsu_m5.jpg
三つ目の橋を渡ると、馬頭観世音碑の先に三角標らしき標石が。

inukomatsu_m.jpg
大正解!簡単に見つかって良かった~。
河川測量標だとして、位置的に迫川の測量に使ったのでしょうか?

inukomatsu_m6.jpg
「宮城縣」
以降、反時計回りで。

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「A 38」
今日は天気が良すぎるため、逆光で表面の文字が全然読めない状態になってしまい困りました。そこで水をかけてフラッシュを焚いてみたところ何とか読めるようになったのが、この画像。標石を撮るときは曇りの日がベストみたいですね。

inukomatsu_m8.jpg
「明治三十四年」
この面も全く読めないため上の画像と同じ事をしてみたのですが、それでもいまいちなので、この後別の所へ行った帰りに再度寄って撮ったものです。太陽の位置が変わるだけでも大分違いますね。ちなみに上の「A 38」の面はそれでもダメでした。

inukomatsu_m9.jpg
「○○標」
上の二文字が欠けてしまってますが、これは「三角標」で間違いないでしょう。
この面も再度立ち寄って撮ったものです。

inukomatsu_m10.jpg
上面です。手前(下)側が「宮城縣」の面です。三角標なので平らで十字マークが彫ってあります。
これも水をかけて撮りましたけど、それでも見づらいですね。

標石の大きさは 15x15x53cm (5寸角)
高さは「三角標」の面で、本来の露出する部分のみの高さは36cmくらい。
十字マークは9cmでした。

舘沢さん、情報ありがとうございました。
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