2019/01/05(土)
丸森町の阿武隈急行あぶくま駅の北北西4km付近にある三等三角点。
※この記事は“石小山”の続きです。
“石小山”の記事で書いた通り、次は4年半ぶりに“唐沢”のリベンジをしようと思う。前回真夏に来たときは藪が酷かった道も、今の時期なら大丈夫だろう。
今回突然思い出したように“唐沢”へ行こうと思ったのは、近くにある四等“大蔵”の記事冒頭のストーンサークルのような不思議な人工物がテレビに映る事をEPG番組表で事前に察知したからだった。元々はゆうさんのコメントの通り、2018年8月23日にBSジャパン(現:BSテレ東)の「空から日本を見てみよう+」内で放映されたもので、予約録画していなかった私は見逃してしまっていたのだが、何と本日(2019/1/5)、なぜか地上波のミヤギテレビで再放送するらしいのだ。当然現時点では番組は見ていない。家へ戻って録画した番組を見る前に、後でまた寄ってみようと思う。

今回もこの交差点からスタートだ。
先ほどの所より県道24を南へ900mくらい進んだ地点である。ここを右折する。

1.6kmほど進み、前回ナビに道が表示されず通過してしまった道へ右折する。

700mくらい進んで、画像の交差点を右折。
前回は向こう側から来て左折した。

道なりに進み、ここを左折。

350mほど進むと鳥居があるので、ここに車を駐めて左の林道のような道へ徒歩で進む。
…この画像が1枚目でも良かったかな。

さてと…あれ?前回荒れていた林道入口が綺麗になっているぞ。冬だから藪が消えてるのでは無く、明らかに整備されている。

凄く楽だなぁ…。

ようやく荒れてきたみたい。入口付近は整備されていたものの、少し先には倒木が放置されているので車の通行までは考慮していないみたいだ。

倒木の先のこの辺りが前回断念した地点かな。
さすがに何も無いな。

良い道だなぁ…。

林道入口より350mくらい歩いた。三角点は右奥の少し高いところにあるみたいなので、ここら辺から入ってみる。

高い方へ進んでいく。
ここ、夏場に来たら大変そう。

この辺りだと思うけど…。

標石発見!

標石です。
リベンジ成功!

標石のアップ。
「三」と「等」の文字の間に赤い塗料の跡が残っています。境界杭と間違われたのでしょうか?

上面です。
本来、南へ向くべきな等級面が南西を向いています。

帰りにまたここへ寄ってみました。
コメント欄にも書きましたが、「空から日本を見てみよう+」によると、これは1970年代に採石場だった場所を人が集まれるようにするために、その採石場の石材会社で30年ほど前に造った物で「石舞台野外劇場」という名前なんだそうです。
※この記事は“石小山”の続きです。
“石小山”の記事で書いた通り、次は4年半ぶりに“唐沢”のリベンジをしようと思う。前回真夏に来たときは藪が酷かった道も、今の時期なら大丈夫だろう。
今回突然思い出したように“唐沢”へ行こうと思ったのは、近くにある四等“大蔵”の記事冒頭のストーンサークルのような不思議な人工物がテレビに映る事をEPG番組表で事前に察知したからだった。元々はゆうさんのコメントの通り、2018年8月23日にBSジャパン(現:BSテレ東)の「空から日本を見てみよう+」内で放映されたもので、予約録画していなかった私は見逃してしまっていたのだが、何と本日(2019/1/5)、なぜか地上波のミヤギテレビで再放送するらしいのだ。当然現時点では番組は見ていない。家へ戻って録画した番組を見る前に、後でまた寄ってみようと思う。

今回もこの交差点からスタートだ。
先ほどの所より県道24を南へ900mくらい進んだ地点である。ここを右折する。

1.6kmほど進み、前回ナビに道が表示されず通過してしまった道へ右折する。

700mくらい進んで、画像の交差点を右折。
前回は向こう側から来て左折した。

道なりに進み、ここを左折。

350mほど進むと鳥居があるので、ここに車を駐めて左の林道のような道へ徒歩で進む。
…この画像が1枚目でも良かったかな。

さてと…あれ?前回荒れていた林道入口が綺麗になっているぞ。冬だから藪が消えてるのでは無く、明らかに整備されている。

凄く楽だなぁ…。

ようやく荒れてきたみたい。入口付近は整備されていたものの、少し先には倒木が放置されているので車の通行までは考慮していないみたいだ。

倒木の先のこの辺りが前回断念した地点かな。
さすがに何も無いな。

良い道だなぁ…。

林道入口より350mくらい歩いた。三角点は右奥の少し高いところにあるみたいなので、ここら辺から入ってみる。

高い方へ進んでいく。
ここ、夏場に来たら大変そう。

この辺りだと思うけど…。

標石発見!

標石です。
リベンジ成功!

標石のアップ。
「三」と「等」の文字の間に赤い塗料の跡が残っています。境界杭と間違われたのでしょうか?

上面です。
本来、南へ向くべきな等級面が南西を向いています。

帰りにまたここへ寄ってみました。
コメント欄にも書きましたが、「空から日本を見てみよう+」によると、これは1970年代に採石場だった場所を人が集まれるようにするために、その採石場の石材会社で30年ほど前に造った物で「石舞台野外劇場」という名前なんだそうです。
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2019/01/05(土)
白石市のJR東北新幹線白石蔵王駅の南東5.8km付近、丸森町との市町境の砂山山頂にある三等三角点。
今年最初の三角点探索は白石の“石小山”である。突然、近くの“唐沢”のリベンジをしたくなり、そのついでということになる。
ちなみに“石小山”がある山の山名は「砂山」。明治時代、選点者が点名を決める際に地元の人に山名を訪ねたとき、字があまりにも達筆(ド下手くそ)で「砂」の字が「石少」になっていた。さらに「少」の字の「ノ」が目立たなかったため、選点者は砂を「石小」と読んでしまった…からではないかと勝手に想像。砂を石少と表現する、現代でいえば「神」を「ネ申」を書くようなネットスラングが当時から存在していたみたいで面白い。このような当時の選点者が見間違いや聞き間違いなどから付いたと思われる変な点名は他にも結構存在する。[要出典]
いや待てよ。当時、字を左から右へ横に書くことってあったっけ?
まぁいいか、Wikipediaじゃないんだし(笑)。
※訂正です。“石小山”の古い点の記(明治34年頃のもの)を確認したところ、標石の旧所在地が「宮城県磐城國刈田郡大鷹沢村大字三沢字石小山 俗稱 戸谷沢」と書かれていました。つまり元々の地名が「石小山」だったということで、選点者の読み間違いなどではなかったということになります。当時の選点者の方(冠字「有」の方)、申し訳ありませんでした。
点の記より、砂山の元々の山名(現在の所在地名も)は「戸谷沢」だったことが分かります。もしかしたら「石小山」→「石少山」→「砂山」という、逆パターンだったのかもしれませんね。(2019/1/8追記)

東北道白石ICよりR4を福島方面へ5.3kmほど進んだ辺りにある画像の交差点から県道24へ左折する。

県道24を道なりに進む。

さらに進む。

R4より県道24を8.5kmほど進み、点の記の要図に「自動車」と書かれている付近まで来た。
道路右側に山の上へ延びる地形図に描かれていない道があった。これは都合が良い。さらに左側にはご丁寧に駐車場まで設けてある。せっかくなので車をその駐車場へ駐めて、徒歩で登ることにする。

どうやら山頂に貯水槽か何かを設置するために工事をしているらしく、道路が整備されていて、あとはアスファルト舗装するだけの状態になっていた。点の記に林道と書かれてはいるが、まさかの舗装道路化にビックリ!
なに?山頂で工事だと!?新年早々、年末の悪夢が再びってことじゃないだろうな…。

もの凄く嫌な予感がするものの、来たからにはとりあえず行ってみるしかない。
ほぼ舗装されている状態だが、元が林道だけに勾配がとてもきつく徒歩だと結構大変。それでも山道よりはかなり楽なはずだ。途中、緑色の工事関係者が乗っていると思われる車が通っていった。ということは今日も山頂で作業中なのか?三角点の有る無し以前に、山頂へ入れてもらえるのだろうか?

さっきの緑色の車だ。建設機械もある。山頂と思われる付近は掘り下げられ、周りは法面になっているようだ。何てこった、ここも亡失なのか?

もしかしたら法面の上に三角点が残されているかもしれないので、ダメ元で緑色の車に乗ってきた工事関係者の方に尋ねてみた。そうしたら、三角点は画像の赤矢印付近にあるとのこと。さらに行っても良いとお許しが出た。やった!ありがとうございます!!

工事関係者の方より法面の右側から登るように指示されたため、早速登ってみる。

周りに木が残っているので、元々あった斜面のようだ。
画像中央付近に写っている境界杭のようなものはまだ設置前らしく、ただ置かれているだけだった。

この上へ登れば良いんだな?

標示杭発見!良かったーっ!

標石です。
標示杭が離れていると撮りづらいなぁ。

標石等級面のアップ。

上面です。

この標石は平成7年に元の位置より北西へ6mの位置に「再設」されています。
標石から南東6mの元あった位置は、現在法面の向こう側で何もありません。ただし少し下に木が生えているので工事によって削られたわけではなく、山頂周辺が雨などで侵食された結果亡失(または標石が転がるくらい露出)したため再設したのではないかと思われます。要図に描かれている三角点周辺の地形を見ると、元々えぐられた状態になっていたことが分かります。備考欄に「移設(または移転)」でなく「再設」と書かれているのは、そのためだと思われます。
今年最初の三角点探索は白石の“石小山”である。突然、近くの“唐沢”のリベンジをしたくなり、そのついでということになる。
ちなみに“石小山”がある山の山名は「砂山」。
まぁいいか、Wikipediaじゃないんだし(笑)。
※訂正です。“石小山”の古い点の記(明治34年頃のもの)を確認したところ、標石の旧所在地が「宮城県磐城國刈田郡大鷹沢村大字三沢字石小山 俗稱 戸谷沢」と書かれていました。つまり元々の地名が「石小山」だったということで、選点者の読み間違いなどではなかったということになります。当時の選点者の方(冠字「有」の方)、申し訳ありませんでした。
点の記より、砂山の元々の山名(現在の所在地名も)は「戸谷沢」だったことが分かります。もしかしたら「石小山」→「石少山」→「砂山」という、逆パターンだったのかもしれませんね。(2019/1/8追記)

東北道白石ICよりR4を福島方面へ5.3kmほど進んだ辺りにある画像の交差点から県道24へ左折する。

県道24を道なりに進む。

さらに進む。

R4より県道24を8.5kmほど進み、点の記の要図に「自動車」と書かれている付近まで来た。
道路右側に山の上へ延びる地形図に描かれていない道があった。これは都合が良い。さらに左側にはご丁寧に駐車場まで設けてある。せっかくなので車をその駐車場へ駐めて、徒歩で登ることにする。

どうやら山頂に貯水槽か何かを設置するために工事をしているらしく、道路が整備されていて、あとはアスファルト舗装するだけの状態になっていた。点の記に林道と書かれてはいるが、まさかの舗装道路化にビックリ!
なに?山頂で工事だと!?新年早々、年末の悪夢が再びってことじゃないだろうな…。

もの凄く嫌な予感がするものの、来たからにはとりあえず行ってみるしかない。
ほぼ舗装されている状態だが、元が林道だけに勾配がとてもきつく徒歩だと結構大変。それでも山道よりはかなり楽なはずだ。途中、緑色の工事関係者が乗っていると思われる車が通っていった。ということは今日も山頂で作業中なのか?三角点の有る無し以前に、山頂へ入れてもらえるのだろうか?

さっきの緑色の車だ。建設機械もある。山頂と思われる付近は掘り下げられ、周りは法面になっているようだ。何てこった、ここも亡失なのか?

もしかしたら法面の上に三角点が残されているかもしれないので、ダメ元で緑色の車に乗ってきた工事関係者の方に尋ねてみた。そうしたら、三角点は画像の赤矢印付近にあるとのこと。さらに行っても良いとお許しが出た。やった!ありがとうございます!!

工事関係者の方より法面の右側から登るように指示されたため、早速登ってみる。

周りに木が残っているので、元々あった斜面のようだ。
画像中央付近に写っている境界杭のようなものはまだ設置前らしく、ただ置かれているだけだった。

この上へ登れば良いんだな?

標示杭発見!良かったーっ!

標石です。
標示杭が離れていると撮りづらいなぁ。

標石等級面のアップ。

上面です。

この標石は平成7年に元の位置より北西へ6mの位置に「再設」されています。
標石から南東6mの元あった位置は、現在法面の向こう側で何もありません。ただし少し下に木が生えているので工事によって削られたわけではなく、山頂周辺が雨などで侵食された結果亡失(または標石が転がるくらい露出)したため再設したのではないかと思われます。要図に描かれている三角点周辺の地形を見ると、元々えぐられた状態になっていたことが分かります。備考欄に「移設(または移転)」でなく「再設」と書かれているのは、そのためだと思われます。
2018/09/16(日)
山形県山形市の山形道山形北ICの南2.2km付近にある三等三角点。
※この記事は“谷柏”の続きです。
次は芋煮会会場から比較的近い、三等の“高原”へ行ってみる。

先ほどの所よりR13へ戻り、北へ向かう。
馬見ヶ崎川に架かる山形大橋(芋煮会会場そば)より2.5kmほど進み、画像の交差点を右折する。

目の前にある山の山頂が目的地だ。

あれ?駐車場?
駐めても良いのかな?

駐車場にはこんな看板が。

嬉しいことに、その看板の所より散策路が整備されている。
点の記には「道無し」と書かれているので最近整備されたのだろう。三角点周囲も「笹密生」となっているが、恐らく刈り払われているものと思われる。

つづら折れの散策路を登っていくと見晴らし台がある。
山頂へ行くにはここを右折する。

見晴らし台からの眺めはこんな感じ。
ホント、山形って佐沼のウジエスーパーみたいにヤマザワが至る所にあるよなぁ…。※ちなみに佐沼にウジエは2店しかないようです。

見晴らし台の上を通過すると、いかにも山道といった雰囲気になる。
これも最近整備されたものなのかな?

この上が山頂みたいだな。

木製のベンチ裏に標示杭発見。
予想通り、山頂にあったらしい笹藪はきれいに刈り払われていた。…が雑草だらけだった。

標石です。

等級面(南面)のアップ。
「等」の字が欠けています。人為的っぽい欠け方の場合、等級の部分が欠けていることが多いのは何でなんでしょう?何等か分からなくして困らせるつもりでしょうか?

上面です。
※この記事は“谷柏”の続きです。
次は芋煮会会場から比較的近い、三等の“高原”へ行ってみる。

先ほどの所よりR13へ戻り、北へ向かう。
馬見ヶ崎川に架かる山形大橋(芋煮会会場そば)より2.5kmほど進み、画像の交差点を右折する。

目の前にある山の山頂が目的地だ。

あれ?駐車場?
駐めても良いのかな?

駐車場にはこんな看板が。
地形図では無名のこの山は野伏山というらしい。山家城址という遺跡でもあり、三角点は本丸跡にあるようだ。もちろん駐車場はその山家城址へ行くためのもので、大変都合が良い。山家城址
山家の館山(野伏山)の頂上に本丸・二の丸・三の丸が東西に広がる山城。
山家河内守(三千石)の居城であり、山家城は山形城を守る山城の一つでもある。
二の丸跡には今も、石垣が残っている。
鈴川郷土研究会

嬉しいことに、その看板の所より散策路が整備されている。
点の記には「道無し」と書かれているので最近整備されたのだろう。三角点周囲も「笹密生」となっているが、恐らく刈り払われているものと思われる。

つづら折れの散策路を登っていくと見晴らし台がある。
山頂へ行くにはここを右折する。

見晴らし台からの眺めはこんな感じ。
ホント、山形って佐沼のウジエスーパーみたいにヤマザワが至る所にあるよなぁ…。※ちなみに佐沼にウジエは2店しかないようです。

見晴らし台の上を通過すると、いかにも山道といった雰囲気になる。
これも最近整備されたものなのかな?

この上が山頂みたいだな。

木製のベンチ裏に標示杭発見。
予想通り、山頂にあったらしい笹藪はきれいに刈り払われていた。…が雑草だらけだった。

標石です。

等級面(南面)のアップ。
「等」の字が欠けています。人為的っぽい欠け方の場合、等級の部分が欠けていることが多いのは何でなんでしょう?何等か分からなくして困らせるつもりでしょうか?

上面です。