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標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2019/04/29(月)
秋田県能代市の能代公園内にある三等三角点。
※この記事は舘沢省吾氏からの情報を参考にしています。
※この記事は「秋田上新城中 仙鑛三角点」の続きです。

舘沢氏によると、能代市にある三等“能代”には「三等三角点」と刻まれた古い蓋石がかぶせてあるのだという。閲覧サービスで確認してみると「遠景写真」の画像にその蓋石が写っていた。以前つくばの国土地理院の敷地内で似たような廃材を見たことがあるが、それよりも大きな字で「三角點」と彫られており、かなり立派な代物である。なぜか蓋の四隅が欠けているのがちょっと残念ではあるが。


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秋田市から能代市までは直線距離で大体50kmくらいだ。高速を使っても良いのだが無料区間は能代南ICの先からだし、本日の予定は次の“能代”で終わりのため時間にも余裕がある。なのでR7をゆっくりと北上して高速料金を節約する。
途中で昼食を取り、約1時間半で能代の街の入口に到着。画像の交差点を左折してR101に入る。


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R101を2kmほど進み、画像の交差点を左折。


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さらに200mくらい進んで、小学校の手前を右折。
右折した先は一方通行路なので注意が必要だ。


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公園の手前を左折。


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ここを右へ登って行けば駐車場があるはずだ。


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車から降り、三角点がある公園南東側へ向かう。
なんか想像していたのと雰囲気が違うなぁ。最近整備したのかな。


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少し先の歩道脇に標示杭を発見。


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おぉーあった!
でも確か閲覧サービスの画像だと、ここら辺に大きな桜の木があったはずだよね。


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そう、これこれ!閲覧サービスで見たのと同じ!


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蓋石です。
元々は四角で、上に「等 三」、縦に「三角點」と彫られていたようです。標石と同時期に設置されたのであれば明治時代の物ですね。四隅が比較的綺麗に欠けてるけどわざとなのかな?


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蓋石の裏側です。ちゃんと桝にはまるようになってますね。

大きさは45.5 x 45.5cm 裏側の桝にはまる部分が 35 x 35cm
あっ!厚さを測ってくるのを忘れてた…。


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で、蓋を取った中身は…想像通り。


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海が近いせいなのか、中に詰まっていたのは砂っぽい土でした。


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上面です。
歩道は三角点の北側なので反対の芝生側から撮っています。
[[秋田]能代(三等三角点)]の続きを読む
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2019/01/05(土)
丸森町の阿武隈急行あぶくま駅の北北西4km付近にある三等三角点。
※この記事は“石小山”の続きです。

石小山”の記事で書いた通り、次は4年半ぶりに“唐沢”のリベンジをしようと思う。前回真夏に来たときは藪が酷かった道も、今の時期なら大丈夫だろう。
今回突然思い出したように“唐沢”へ行こうと思ったのは、近くにある四等“大蔵”の記事冒頭のストーンサークルのような不思議な人工物がテレビに映る事をEPG番組表で事前に察知したからだった。元々はゆうさんのコメントの通り、2018年8月23日にBSジャパン(現:BSテレ東)の「空から日本を見てみよう+」内で放映されたもので、予約録画していなかった私は見逃してしまっていたのだが、何と本日(2019/1/5)、なぜか地上波のミヤギテレビで再放送するらしいのだ。当然現時点では番組は見ていない。家へ戻って録画した番組を見る前に、後でまた寄ってみようと思う。

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今回もこの交差点からスタートだ。
先ほどの所より県道24を南へ900mくらい進んだ地点である。ここを右折する。

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1.6kmほど進み、前回ナビに道が表示されず通過してしまった道へ右折する。

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700mくらい進んで、画像の交差点を右折。
前回は向こう側から来て左折した。

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道なりに進み、ここを左折。

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350mほど進むと鳥居があるので、ここに車を駐めて左の林道のような道へ徒歩で進む。
…この画像が1枚目でも良かったかな。

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さてと…あれ?前回荒れていた林道入口が綺麗になっているぞ。冬だから藪が消えてるのでは無く、明らかに整備されている。

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凄く楽だなぁ…。

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ようやく荒れてきたみたい。入口付近は整備されていたものの、少し先には倒木が放置されているので車の通行までは考慮していないみたいだ。

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倒木の先のこの辺りが前回断念した地点かな。
さすがに何も無いな。

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良い道だなぁ…。

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林道入口より350mくらい歩いた。三角点は右奥の少し高いところにあるみたいなので、ここら辺から入ってみる。

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高い方へ進んでいく。
ここ、夏場に来たら大変そう。

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この辺りだと思うけど…。

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標石発見!

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標石です。
リベンジ成功!

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標石のアップ。
「三」と「等」の文字の間に赤い塗料の跡が残っています。境界杭と間違われたのでしょうか?

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上面です。
本来、南へ向くべきな等級面が南西を向いています。

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帰りにまたここへ寄ってみました。
コメント欄にも書きましたが、「空から日本を見てみよう+」によると、これは1970年代に採石場だった場所を人が集まれるようにするために、その採石場の石材会社で30年ほど前に造った物で「石舞台野外劇場」という名前なんだそうです。
[唐沢(三等三角点) リベンジ編]の続きを読む
2019/01/05(土)
白石市のJR東北新幹線白石蔵王駅の南東5.8km付近、丸森町との市町境の砂山山頂にある三等三角点。

今年最初の三角点探索は白石の“石小山”である。突然、近くの“唐沢”のリベンジをしたくなり、そのついでということになる。

ちなみに“石小山”がある山の山名は「砂山」。明治時代、選点者が点名を決める際に地元の人に山名を訪ねたとき、字があまりにも達筆(ド下手くそ)で「砂」の字が「石少」になっていた。さらに「少」の字の「ノ」が目立たなかったため、選点者は砂を「石小」と読んでしまった…からではないかと勝手に想像。砂を石少と表現する、現代でいえば「神」を「ネ申」を書くようなネットスラングが当時から存在していたみたいで面白い。このような当時の選点者が見間違いや聞き間違いなどから付いたと思われる変な点名は他にも結構存在する。要出典
いや待てよ。当時、字を左から右へ横に書くことってあったっけ?
まぁいいか、Wikipediaじゃないんだし(笑)。


※訂正です。“石小山”の古い点の記(明治34年頃のもの)を確認したところ、標石の旧所在地が「宮城県磐城國刈田郡大鷹沢村大字三沢字石小山 俗稱 戸谷沢」と書かれていました。つまり元々の地名が「石小山」だったということで、選点者の読み間違いなどではなかったということになります。当時の選点者の方(冠字「有」の方)、申し訳ありませんでした。
点の記より、砂山の元々の山名(現在の所在地名も)は「戸谷沢」だったことが分かります。もしかしたら「石小山」→「石少山」→「砂山」という、逆パターンだったのかもしれませんね。(2019/1/8追記)

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東北道白石ICよりR4を福島方面へ5.3kmほど進んだ辺りにある画像の交差点から県道24へ左折する。

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県道24を道なりに進む。

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さらに進む。

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R4より県道24を8.5kmほど進み、点の記の要図に「自動車」と書かれている付近まで来た。
道路右側に山の上へ延びる地形図に描かれていない道があった。これは都合が良い。さらに左側にはご丁寧に駐車場まで設けてある。せっかくなので車をその駐車場へ駐めて、徒歩で登ることにする。

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どうやら山頂に貯水槽か何かを設置するために工事をしているらしく、道路が整備されていて、あとはアスファルト舗装するだけの状態になっていた。点の記に林道と書かれてはいるが、まさかの舗装道路化にビックリ!
なに?山頂で工事だと!?新年早々、年末の悪夢が再びってことじゃないだろうな…。

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もの凄く嫌な予感がするものの、来たからにはとりあえず行ってみるしかない。
ほぼ舗装されている状態だが、元が林道だけに勾配がとてもきつく徒歩だと結構大変。それでも山道よりはかなり楽なはずだ。途中、緑色の工事関係者が乗っていると思われる車が通っていった。ということは今日も山頂で作業中なのか?三角点の有る無し以前に、山頂へ入れてもらえるのだろうか?

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さっきの緑色の車だ。建設機械もある。山頂と思われる付近は掘り下げられ、周りは法面になっているようだ。何てこった、ここも亡失なのか?

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もしかしたら法面の上に三角点が残されているかもしれないので、ダメ元で緑色の車に乗ってきた工事関係者の方に尋ねてみた。そうしたら、三角点は画像の赤矢印付近にあるとのこと。さらに行っても良いとお許しが出た。やった!ありがとうございます!!

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工事関係者の方より法面の右側から登るように指示されたため、早速登ってみる。

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周りに木が残っているので、元々あった斜面のようだ。
画像中央付近に写っている境界杭のようなものはまだ設置前らしく、ただ置かれているだけだった。

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この上へ登れば良いんだな?

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標示杭発見!良かったーっ!

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標石です。
標示杭が離れていると撮りづらいなぁ。

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標石等級面のアップ。

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上面です。

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この標石は平成7年に元の位置より北西へ6mの位置に「再設」されています。
標石から南東6mの元あった位置は、現在法面の向こう側で何もありません。ただし少し下に木が生えているので工事によって削られたわけではなく、山頂周辺が雨などで侵食された結果亡失(または標石が転がるくらい露出)したため再設したのではないかと思われます。要図に描かれている三角点周辺の地形を見ると、元々えぐられた状態になっていたことが分かります。備考欄に「移設(または移転)」でなく「再設」と書かれているのは、そのためだと思われます。
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