標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2017/10/08(日)
登米市中田町の迫川・夏川合流点付近の堤防上にあるはずの四等三角点。
※この記事は“今道”の続きです。

次は「宮 13」の“夏川”だ。
地形図を見ると迫川・夏川合流点付近の堤防上にあるのだが、両河川の間にある堤防のため必ず橋を渡る必要がある。先ほどの“今道”の記事にも書いた通り三角点近くへ直接行けるような橋が無く、直線距離で2.5kmくらい離れた県道4の今道橋の所から堤防上を進むしか無さそう(点の記の要図に描かれている木橋は既に無くなっているようだ)。結構距離があるので、問題は車でどれだけ三角点へ近づけるかだ。
え?たかが2.5kmくらい歩けって?…やだよ。

natsukawa1.jpg
今道”の土管(ヒューム管)の近くから見た今道橋。【現在地
まずはこの橋を渡る。

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橋を渡った先から堤防上の道に入る。【現在地

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うわぁ何か遙か彼方って感じだな。こりゃ歩きたくないわ。【現在地

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橋から100mほどで未舗装に。【現在地

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結構進めるもんだなぁ。【現在地

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橋から2kmくらい進むと河川敷へ降りるスロープがある。【現在地
三角点はこの堤防を進んだ先にあるのだが、地形図などを見るとこの少し先で道が無くなっているようなので、ここから河川敷に降りて河川敷上の道を進んだ方が良さそうだ。でも何かこの下の道って怪しそうだなぁ…。K君の軽四駆車なら楽勝だろうけど、今日は自分の普通車だし…。ええい、面倒だ行っちゃえ!

地形図を見ると、ここから左の方の河川敷へも降りられるスロープがあって、その先に例の木橋があったようなのですが、今ではその痕跡すら分からない状態です。15年(※)でそんな変わるもんなのかな。
※点の記の調製が15年前(平成14年)のため。

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もうそろそろ車から降りて歩いた方が良さそうだ。【現在地
既に車の横側はキズだらけだし…(泣)。

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ここで車道(農道?)は終わる。【現在地
堤防の上は藪が酷そうなので、このまま畑の端を進む。

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この上辺りみたいだな…。【現在地
行きたくないなぁ…。でも行くしかないよなぁ…。

natsukawa10.jpg
もう少しかな?【現在地

natsukawa11.jpg
よし着いたぞ。すぐ近くに標石があるはずだ。


一時間後↓
natsukawa12.jpg
どこにも無ぇぜ!!
GPS上ではここら辺のはずなんですが、いくら探しても見つけられませんでした。トホホ。
恐らく、上面のみしか露出してない状態で15年の間に草木で埋もれてしまったのかと。一応スコップは持っていましたが目印になる物が無く、“”の時のようにはいきませんでした。

1つ疑問に思ったのが、標示杭が見つからなかったこと。点の記を見ると、この点は平成14年8月1日に改測しています。その際に必ず標示杭を設置しているはず。15年前といえば結構前のことなので、その間に紛失することもありえますが、滅多に人が来るような場所では無いため人為的になくなることはほぼありえません。通常であれば平気で10年以上もつ代物ですから、なくなっていること自体おかしい。
じゃ、なぜなくなったのか。点の記の要図をよく見ると「堤防工事中」と書かれています。ここからはあくまでも想像(希望)ですが、恐らく平成14年の改測の後、この堤防に何らかの手が加わったと思われます。その際に標示杭が抜かれ、標石が埋まり…最悪亡失して現在に至ると。先ほど木橋へ行くスロープが跡形も無く消えていたのは、この堤防工事のためではないかと思われます。

まぁ冬になって周りの草木が枯れると標石がひょっこり姿を現すかもしれませんけどね。地元民のゆうさんがきっと見つけてくれるでしょう?…というわけで後はよろしくお願いします?。

ところで傷だらけのローラになってしまったわが愛車ですが、後日コンパウンドで磨いて無事元通りになりました。めでたしめでたし。
[夏川(四等三角点)]の続きを読む
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2016/07/10(日)
柴田町槻木白幡の東禅寺裏山にあるはずの宮城縣標石(三角標)。
※この記事はブログ「星・宙・標石・之波太(しばた)」の記事を参考にしています。
※この記事は「船岡城址公園宮城縣三角標」の続きです。

次は、先ほどの看板に書いてあった「槻木白幡の東禅寺の寺入山」にあるという三角標の「基点(零号)」を探してみよう。

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「槻木白幡」という地名は、地図で確認するとJR槻木駅の南のほう、ちょうど山崎パンの工場がある辺りになるが、東禅寺という寺の場所は少し外れていてR4が高架になっている所の南にある。地図をよく見るとここも「槻木白幡」のようなので間違いはないようだ。寺は高架の下にあるため、高架へ上がる手前で下の道に入る必要がある。R4の画像の所で左折する。【現在地

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川沿いに東へ300mほど進むと墓地が見えてきた。墓参り用と思われる広い駐車場があるので、ここに車を駐めることにする。【現在地

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さて、標石はどこにあるんだろう?【現在地
実は現時点で、この標石は「星・宙・標石・之波太(しばた)」さんの記事になっていない。なので具体的な座標は不明だが、別の記事にヒントのような事が書かれていた。

0号、16号は、白石川が見える、小高い丘にありました。

16号は先ほど船岡城址公園で見てきたもので、0号が今探しているものだ。「小高い丘」とはここの場合、寺の裏山のことだろう。看板に書いてあった「寺入山」というのはその裏山の名前だと思われる。丘の上から川を見る場合、川に最も近い位置からのほうが見渡すのに良いはずなので、以上の条件を満たす場所は画像の赤矢印辺りだと思われる。早速行ってみよう。

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ここを登って右上へ行けば良いんだな?【現在地
このすぐ近くに一等水準点「2165」がある。とりあえず場所は確認したので、ついでに後で見ていこうかな。

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たぶんここら辺だと思うんだけど…無い。 orz
予想外れちゃったか。白石川が良く見えるんだけどな…。【現在地

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気を取り直して他を探そう。【現在地

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やっぱりあの一番高いところかな?【現在地

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一番上の墓まで来たけど、無ぇ(笑)!!【現在地
仕方ない、もっと奥へ行ってみるか。

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見当たらないなぁ…。【現在地

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寺の北側にも行ってみたが、それらしき物は見つけられず。【現在地
探し方が悪いんだろうか?見落としたかな…?

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ダメ、見つけられなかった。【現在地
割と簡単に見つかると思ったのにガッカリ。今日は暑いし、もう帰ろう。水準点はまた今度だ。

自宅に戻ってから「星・宙・標石・之波太(しばた)」の管理人氏に問い合わせたところ、近いうちにこの標石の記事を書いていただけるようなお返事をいただきました。が、掲載するかどうかはあくまでも管理人氏の都合ですので、気長に「解答」を待つことにします。リベンジ編に続く…? → 続きます!(2016/9/11追記)
[柴田槻木宮城縣三角標]の続きを読む
2016/04/23(土)
山形県遊佐町のJR羽越本線遊佐駅の西3.7km付近にあるはずの二等多角点。
※この記事は“酒田”の続きです。

では、2点目の経緯度観測点へ向かうとするか。その前に途中にある二等多角点へ寄っていこう。
二等多角点といえば宮城県内にも東北道沿いに多数存在していて、それらは私が確認した分については全て金属標だった。ところが、これから向かう「002-437」という点名の二等多角点は点の記を見ると備考欄に「方位標石」と書かれている。つまり金属標では無く、標石だということなのか?

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R7を秋田県境方面へ北上する。
酒田市との市町境より4.5kmくらい進むと、左側に自動車の解体屋がある。多角点はその道路向かいを少し奥に入ったところにあるはずだ。【現在地

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ちょうど良いところに駐車場(もしもしピット)があるので、車はここに駐めていく。【現在地

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解体屋入口の道路向かいに道が続いている。信号も横断歩道も無いので注意して向こう側へ渡る。【現在地

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こんな農道みたいな未舗装の道でも点の記には「観光道路」と書かれている。解体屋の道路との線形から見てもR7旧道のような感じだ。昭和30年代はこういう道が当たり前だったのだろうか?【現在地

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点の記の要図とGPSを見た感じでは正面の電柱辺りにあるみたい。【現在地

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さて、どこにあるんだろう?
目視では見つからないため、草の上から足で踏んでみて探すが標石のような物は見当たらない。

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踏んだ感じが何となく他と違うやわらかいところがあった。掘ってみるか。

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うーん、無いなぁ。というかこれ、土というよりも大半が砂だ。
あぁそういえば、ここって海岸のすぐ近くだった。海岸林で遮られていて分かりづらかったけど林の向こうは砂浜だ。ということは、これは飛んできた砂が堆積したってこと?じゃ標石とかすぐ埋まっちゃうよね?

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それでも諦めきれない私は同じ所を何度も行ったり来たりして探す。同行のHが「もう諦めて次行くっすよ」と急かすので、「あと10分」と懇願する。…結局タイムオーバー。亡失と言うよりは埋没なんだろうな、たぶん。

※後で気がついたのですが、要図をよく見ると「方位標方向」とも書かれていました。点の記の備考欄に書かれている「方位標石」が、この方位標のことを指すのか、それとも方位標石を多角点として設置したのかは良く分かりません。
[[山形]002-437(二等多角点)]の続きを読む