FC2ブログ
標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2012/02/11(土)
石巻市の三陸自動車道桃生豊里ICの東5km付近にある二等三角点。

今回は旧河北町にある“赤荷駄”へ行ってみようと思う。
“赤荷駄”のある場所は経山(おけよやま)である。この山は地形図を見ると山頂が複数あるように見える。よく見ると山名が書かれているのは三角点があるピークの南側にある別のピークである。なので、この三角点が経山の山頂にあるのかといえば少々疑問が残る。
地形図を見た感じでは、林道っぽい道を行けるところまで行ったとしてもそこから歩いて行くのは困難なように見える。今の時期なら少なからず雪もあるだろう。本来であれば無理っぽいのだが、点の記を見るとさらに道が続いていて三角点の近くまで車で行けるようだ(道はやはり林道のようである)。確かに旧2万5千分1地形図を見ると道は実線で描かれており、これが車道であることを示している。しかし現在の地形図で省略されているということは、それなりに訳があるはずだ。普通の車では無理かもしれない。さらに雪が積もっていたとしたら、その時点で私の車はアウトである。
そこで友人Kの出番である。彼の愛車ジムニーなら多少の雪など屁みたいなもんだろう(本当は三角点探索用に私も一台欲しいところなのだが経済的な理由と車庫の事情により無理っす。なのでKさんまた宜しくねw)。早速連絡して次の土曜にKの車で行くことにした。

akanida1.jpg
三陸道河北ICよりR45に入り、北へ4.5kmほど進んだ画像の所で右折する。ちなみに少し前までは震災による崖崩れでここから先は通行止めであった。

akanida2.jpg
東へ道なりに3km進み、画像の所で左折。幸い、雪は無いようだな。

akanida3.jpg
林道に入ると突然路面が雪になった。…まぁこの程度なら私の車でも平気なレベルなんだが。

akanida4.jpg
進むにつれて積雪量が増えてきた。と言ってもせいぜい5~10cm程度である。林道に入って1kmほど進んだ頃、まだまだ余裕と思ってたのにKが「もう無理だ」と言い出した。確かに多少なりタイヤが空転しているような感じではあったが、さすが四駆というかそれでも登っていた。このまま登れなくなるまで頑張ってほしかったのだが、変なところで気が弱いKのせいでここから歩きである。何のためのジムニーだよボケ。乗せてもらっている以上、奴にそんなこと言えないので渋々従うことにした。「林道皿貝清水田線終点」と書かれた看板のそばに車を駐め、雪対策としてトレッキングシューズに履き替える。
しかしこのトレッキングシューズって万能だね。多少の泥道や雪道なんてヘッチャラだし。

akanida5.jpg
車から降り、500mほど歩く。当然Kも一緒である。ここを左へ入って行く道が最近の地形図で省略された道のようだ。なるほど確かに荒れている。数十メートル先に倒木があり道がふさがっていた。元々ここから先はKの車でも行くことは無理だったようだ。でもここまでなら余裕で来れたはずだぞK!!

akanida6.jpg
廃道と化した林道は荒れてはいるが登山道と思えば立派な物だった。何しろ元々車道なのだから幅は広いし傾斜も緩い。あとは雪さえなければ言うこと無しなんだけど…。

akanida7.jpg
廃道に入ってから約1.3km。地図上の道から更に分岐した枝線へ進み、行き止まりとなった。ここからはGPSを頼りに進む。まずは杉林に入って三角点のピークとその南にある別のピークとの間の尾根に行き、そこから三角点へ向かった方が行きやすそうだ。

akanida8.jpg
尾根とはいうものの、実際はほぼ平地であった。雪も大して多くはなく、予想していたよりは楽にここまで来ることが出来た。あ、もちろん途中までK様の車で来られたおかげでもありますよ!
獣道のような道が三角点の方へ続いているので、これ幸いと進む。実際その道にはいろいろな動物の足跡が付いていた。

akanida9.jpg
獣道が無くなったため木の枝をかき分けながら進む。そろそろ三角点があっても良い頃だ。
それらしい所へ来たので辺りを見回したところ標示杭を発見。

akanida10.jpg
標示杭は木製で「建設省国土地理院」と書かれた古い物だった。で、肝心の標石だが案の定雪に埋まっている。恐らくそうであろうと予想し、持ってきた折りたたみスコップで掘ってみる。

akanida.jpg
苔に覆われた標石が出てきました。
平仮名で「たいせつにしましょう」と書かれている標示杭がレアっぽくてなかなか良い感じだ。(現行のには「大切にしましょう三角点」と書かれている)

akanida11.jpg
標石のアップ。等級が書かれている面のはずなのですが…何だか分からない。
[赤荷駄(二等三角点)]の続きを読む