2014/05/31(土)
加美町の薬莱山の南西4.5km付近にある二等三角点。
今回は以前から行こうと思っていた“台野”へ行こうと思う。
先日、“裏薬来”へ珍標石を見に行った後にルートの下見をしていたのだが、あの時はまだ林道が雪で埋まっていた。あれから1ヶ月経っているし、最近やたら暑いのでもう大丈夫だろうと行ってみることにした。

R347から薬莱山のほうへ行く道に入り、道なりに5.5kmほど進むと画像の所に到達する【現在地】。不動の滝近くにあった四等“不動”の1枚目の画像と同じ場所だ。ここを左折する。

不動の滝方面との分岐【位置】は、そのまま直進して道なりに進む。一つ上の画像の交差点から1.2kmくらい進むと、点の記に書かれている自動車到達地点の「日本獣医畜産大学小野田牧場」入口…だったらしいワラビもぎとり園入口に到達する【現在地】。獣医大学が、今やワラビ園とかって(笑)。
ワラビ園は予約制で、しかも入口は厳重に封鎖されているので、点の記通りに、ここから入っていくことは無理そうだ。私から見れば、たかがワラビなのだが、食い物の事だけに管理者は必死のようで、立入禁止の看板が門へ近寄る人を威嚇しているように見える。大丈夫、興味無いから。

ワラビ園からの点の記ルートがダメなので、別のルートを検討する。ワラビ園からさらに2.3km進むと、画像の林道葡萄沢線入口がある【現在地】。地形図を見ると、ここから右の林道の方へ少し入った辺りから登るのが、距離が短く標高差も少ないので楽に行けるはずだ。1ヶ月前には雪で埋もれていたはずなのに、ずいぶんと草木が生えてしまってるなぁ…。ちょっと来るの遅かったかな?

林道を700mくらい進むと左側に広い待避所がある。待避所にしてはとても広く、駐車場と言っても良いくらいだ。ここに車を駐めて向かい側の林へ入っていく。【現在地】
林へ入っていくのはもっと手前からでも良かったのだが、道路との高低差が少なく入りやすかったので、ここから入った。

道路から入ってすぐの林の中を一旦東へ進んで行く。【おおよその位置】

GPSの画面を見ながら北へ進んで行く。画像からでは何が何だか分からないと思うが、画像左側はかなりの急斜面になっていて、ほとんど崖みたいな状態だ。【おおよその位置】
地形図を見ると崖になっているのは、ここよりももっと西だし、東側は等高線がさらに狭まっている。辺りを見回しても迂回出来そうな所が無い。せっかくここまで来たのに…。仕方ない、強行突破するか。

笹や木の枝をつかみながら必死によじ登り、何とか難所を突破して手前側のピークに到達。【おおよその位置】
点の記のルートが、遠回りでも、わざわざワラビ園のほうから登ってきている理由が何となく分かった気がする。

手前側のピークを下る。向こう側のピークに三角点があるはずだ。【おおよその位置】

ようやく三角点付近に到着。だが、どこに標石があるのか分からない。標示杭はたぶんもう無いだろう。頼りになるのはGPSと目視だけ。でも経験上GPSには±10mくらいの誤差があるので、勘も必要になってくる。

点の記の要図には松の木から3.2mと書いてあるのだが、周りは松の木だらけ。全然目印になってない。自分の胸くらいの高さがある笹藪をかき分けながら辺りを行ったり来たり、たまにはしゃがんで周りを見渡すものの、標石などどこにも無い。どうやら埋まってるようだ、最悪だ。

三角点付近に来てから1時間が過ぎた。「法則」に従い、周辺で最も高い所を重点的に探す。が、見つからない。ふぅ~どうしようかな…と、しゃがんだ所をよく見ると標石の角のような物が!!!!!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!やった!粘った甲斐がありました!!

標石です。
標石の周りからは、なぜか錆びた釘が沢山出てきました。何に使ったんだろ?まさか櫓を組んだときの物とか?
来るとき大変だった例の急斜面ですが、帰りももちろん大変でした…。途中、GPSを持ってるのに方角が分からなくなって「プチ遭難」状態になるし。大した距離では無かったのに林道に戻ったときは「生還した!」って気分でした。
今回は以前から行こうと思っていた“台野”へ行こうと思う。
先日、“裏薬来”へ珍標石を見に行った後にルートの下見をしていたのだが、あの時はまだ林道が雪で埋まっていた。あれから1ヶ月経っているし、最近やたら暑いのでもう大丈夫だろうと行ってみることにした。

R347から薬莱山のほうへ行く道に入り、道なりに5.5kmほど進むと画像の所に到達する【現在地】。不動の滝近くにあった四等“不動”の1枚目の画像と同じ場所だ。ここを左折する。

不動の滝方面との分岐【位置】は、そのまま直進して道なりに進む。一つ上の画像の交差点から1.2kmくらい進むと、点の記に書かれている自動車到達地点の「日本獣医畜産大学小野田牧場」入口…だったらしいワラビもぎとり園入口に到達する【現在地】。獣医大学が、今やワラビ園とかって(笑)。
ワラビ園は予約制で、しかも入口は厳重に封鎖されているので、点の記通りに、ここから入っていくことは無理そうだ。私から見れば、たかがワラビなのだが、食い物の事だけに管理者は必死のようで、立入禁止の看板が門へ近寄る人を威嚇しているように見える。大丈夫、興味無いから。

ワラビ園からの点の記ルートがダメなので、別のルートを検討する。ワラビ園からさらに2.3km進むと、画像の林道葡萄沢線入口がある【現在地】。地形図を見ると、ここから右の林道の方へ少し入った辺りから登るのが、距離が短く標高差も少ないので楽に行けるはずだ。1ヶ月前には雪で埋もれていたはずなのに、ずいぶんと草木が生えてしまってるなぁ…。ちょっと来るの遅かったかな?

林道を700mくらい進むと左側に広い待避所がある。待避所にしてはとても広く、駐車場と言っても良いくらいだ。ここに車を駐めて向かい側の林へ入っていく。【現在地】
林へ入っていくのはもっと手前からでも良かったのだが、道路との高低差が少なく入りやすかったので、ここから入った。

道路から入ってすぐの林の中を一旦東へ進んで行く。【おおよその位置】

GPSの画面を見ながら北へ進んで行く。画像からでは何が何だか分からないと思うが、画像左側はかなりの急斜面になっていて、ほとんど崖みたいな状態だ。【おおよその位置】
地形図を見ると崖になっているのは、ここよりももっと西だし、東側は等高線がさらに狭まっている。辺りを見回しても迂回出来そうな所が無い。せっかくここまで来たのに…。仕方ない、強行突破するか。

笹や木の枝をつかみながら必死によじ登り、何とか難所を突破して手前側のピークに到達。【おおよその位置】
点の記のルートが、遠回りでも、わざわざワラビ園のほうから登ってきている理由が何となく分かった気がする。

手前側のピークを下る。向こう側のピークに三角点があるはずだ。【おおよその位置】

ようやく三角点付近に到着。だが、どこに標石があるのか分からない。標示杭はたぶんもう無いだろう。頼りになるのはGPSと目視だけ。でも経験上GPSには±10mくらいの誤差があるので、勘も必要になってくる。

点の記の要図には松の木から3.2mと書いてあるのだが、周りは松の木だらけ。全然目印になってない。自分の胸くらいの高さがある笹藪をかき分けながら辺りを行ったり来たり、たまにはしゃがんで周りを見渡すものの、標石などどこにも無い。どうやら埋まってるようだ、最悪だ。

三角点付近に来てから1時間が過ぎた。「法則」に従い、周辺で最も高い所を重点的に探す。が、見つからない。ふぅ~どうしようかな…と、しゃがんだ所をよく見ると標石の角のような物が!!!!!
キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!やった!粘った甲斐がありました!!

標石です。
標石の周りからは、なぜか錆びた釘が沢山出てきました。何に使ったんだろ?まさか櫓を組んだときの物とか?
来るとき大変だった例の急斜面ですが、帰りももちろん大変でした…。途中、GPSを持ってるのに方角が分からなくなって「プチ遭難」状態になるし。大した距離では無かったのに林道に戻ったときは「生還した!」って気分でした。
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