標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2016/06/26(日)
仙台市太白区の仙台市地下鉄東西線八木山動物公園駅の西南西500m付近にある仙鉱三角点。
※この記事はcaz3氏からの情報およびブログ記事を参考にしています。
※この記事は“越路山”の続きです。

・仙鉱三角点については、こちらの記事を参考にして下さい。

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次は仙鉱三角点なんだけど…うーん、どこにあるんだ?
caz3氏の画像をよく見てこなかったので、三角点との位置関係が分からない。すぐ近くだと思うんだけどなぁ。

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四等の周辺をうろついていたところ、足下にそれっぽい標石を発見。
せっかくcaz3氏が掘り起こしておいてくれたのに、下草が多くてなかなか気付きませんでした。

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おぉー!右から「仙鑛」!しかも旧字体!caz3氏のブログ画像で見た通り!!
気仙沼で見た物よりも古いんだろうなぁ。

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距離測定と撮影のため、いつものように刈りました(笑)
こんな近くだったんですね。

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四等から南東に3m16cm。
距離測定時にメジャーの端はどうやって固定してるのか不思議に思う人もいるかもしれませんが、ちゃんと専用の固定具を作成してあるんですよ。もちろん友人が同行しているときは手で押さえててもらいますけどね。

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「仙鑛 三角点」
南面です。右上が欠けてるのが残念ですね。

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東面。

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北面。

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西面。
気仙沼のと同様に南面以外は何も彫られていないようです。

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上面です。
標石の大きさは13x13x17cm(高さはこの状態で)。十字マークの大きさは3cmでした。

さて、なぜここに鉱山の鉱区測量用の三角点があるのかですが、caz3氏の記事に書いてあるとおり、亜炭鉱区の測量に使われた物だと思われます。参照先の国会図書館の書物にも「越路」の記述があります。
先ほどの“越路山”の記事中に参照した「八木山放送局net」の記事内に、『越路山神社のご神体を合祀しているベニーランド内の「越路神社」は、元々二ツ沢の亜炭鉱入口付近にあったのを、宅地造成の波が押し寄せてきたのを機に現在地へ移転した』ということが書かれています(文章は要約しています)。二ツ沢とは現在の東北工大長町キャンパス付近のようです。同じサイトで亜炭鉱の鉱山事務所のマップが載っているページがあります。17番の少し東辺りが越路山神社です。二ツ沢のは36番かな。これを見ただけでも、ここら辺一体が亜炭の産地であったことが分かります。またWikipediaにも越路山の記述があります。これだけ広範囲だと仙鉱三角点がもっとありそうな気がしますけど、大半は宅地造成で消滅したのではないかと思われます。
この他にも検索をかけると色々出てきますね。例えばこんなページとか見ちゃうと、もう興奮しちゃって落ち着かなくなります(笑)。
亜炭というと三本木のイメージが強かったけど、仙台でもここまで大規模に掘っていたとは…。いやー勉強になりました。caz3さん、情報ありがとうございました。

この後、八木山動物公園駅の立体駐車場に戻り、車で帰ったのですが、結局駐車料金は400円でした。タダか100円程度を見込んでいたのに何ででしょう??寄り道もしてないのに…。 (←たぶん草刈りのせい(笑))
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