標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2017/08/06(日)
松島町のJR東北本線松島駅の南450m付近、花ごころの湯新富亭敷地内にある四等三角点。

ある日、閲覧サービスを見ていた時、何気なく松島町の新富亭付近にある四等“道珍浜”の詳細を確認したら点の記が更新されていた。

実は“道珍浜”は以前、…といっても結構前だった気がするが、一度探索しようとしたことがあった。昭和54年頃に調製された(昭和53年12月現況確認)点の記の要図には新富亭(当時は「ホテル新富」)の南東側の丘の上にあるような事が書かれていたのですぐ見つかると思っていたのに、現地へ行ってみるとそのような丘は見当たらず、近くにある新富山でもないようなので結局記事にもしなかった。

今回、新しくなった点の記を確認すると三角点は丘の上ではなく新富亭の建物のそばにある。移転はしていないようなので、三角点がある山頂部分のみ残したような感じか。さらに地形図で新富亭の建物の形を確認すると、まるで三角点を避けるかのように建てられている。不自然なL字型になっているのはそのためだろうか。この状況は以前の点の記と大分異なっている。そもそも以前の要図は方角がデタラメで上が北だと思うと混乱する。これでは当時見つけられなかったのも納得できる。

新しい点の記を見た感じでは今度こそ見つけられそうだし、インパクトがある点名(笑)なので早速行ってみることにした。

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松島海岸よりR45を北へ1kmほど進んだところにある消防署の所を左折する。【現在地

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250mほど進むと道路右側に新富亭の駐車場が続く。まだ建物が見えてこないので、車でもう少し進んでみよう。【現在地

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この建物みたいだな。【現在地
確かに以前この辺りをうろついた覚えがある。
点の記を見ると、ここから左へ入っていけば良いようだ。車は近くに駐めさせてもらうとするか。

douchinhama4.jpg
これ…だよな?【現在地
予想通り、山の山頂だけをコンクリートの擁壁で囲い、無理矢理残したような感じだ。もしこれが三角点の保護のためだったとすれば、新富亭の社長さんえらい!

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山の上へ登るための階段って…まさかこの非常階段!?
てっきり専用の階段があるのかと思った。

douchinhama6.jpg
3階から山頂に橋みたいなのが架けられて繋がっている。凝ったことしてるなぁ…。


おおっと、これじゃ山頂へ行けないじゃないか。
よく見ると扉の右側にあるロックは鍵がかかっていない、ただの打掛だったので簡単に開いてしまった。(画像の上にマウスカーソルを持って行くと開きます(笑))
何かの災害時に宿泊客が間違って三角点のほうへ行かないように扉を付けているんだろう。

douchinhama8.jpg
標示杭を発見。
何か妙な気分だな。

douchinhama9.jpg
標石も発見。
山頂はこんな感じなのか。要図の石碑と書かれている所に石碑は無かったがその土台のようなものが残っており、そのそばには御幣(※)が挿してあって神様を奉っているようだ。山頂だけ残した本当の理由はこれだろうか。

※ヒラヒラの紙(紙垂)を棒につけたもの

douchinhama.jpg
標石です。ICタグ付き。
点の記には保護石2個と書かれているのに標石と標示杭の間に写っている石(転がっているだけ)があるだけで、保護石の役目をしているものは無かった。

douchinhama10.jpg
せっかくなので等級面のアップ。
ただの四等標石です。手前の地面にフォーカスが合って肝心の標石がボケボケ(いつもだけど)。

douchinhama11.jpg
裏面(北面)も。
標識番号012073

douchinhama12.jpg
上面です。
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