標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2010/03/22(月)
三陸自動車道、松島北ICの南方800m付近の愛宕山山頂にある三等三角点。
岩沼・柴田市町境の愛宕山山頂のとは別。

いつものように基準点成果等閲覧サービスを見ていたときである。
何気なく桂島(TR35741309701)の点の記を見てみたら、選点者の欄に柴崎芳太郎と書いてあった。

…もの凄く見覚えがある名前だよなぁ。誰だっけ?ええっと…
あっ!あの「劔岳 点の記」の主人公、柴崎芳太郎測量官の名前じゃないか!!。

初め同姓同名の人かと思ったが選点が明治43年で冠字が柴崎氏のものである「景」であることから、あの柴崎氏で間違いないだろう。

リンク先の資料(pdf注意)によると、柴崎氏は明治40年に剣岳の測量を終えた後、翌41年に新潟・福島、42年に山形・秋田、そして明治43年に宮城・岩手の測量を担当したようだ。
これは桂島の点の記の日付と一致する。
「劔岳 点の記」で一躍有名になった彼だが、富山だけの担当では無く、この宮城にも来ていたということになる。

ならば彼が選点・埋標した三角点を見てみたい!…と思うのは当然の事。
調べてみたら既に柴崎氏が担当した小屋場萱野崎へ行っていたのだった。知らなかった。

だとしたら、剣岳と同じ冠字選点番号である「景 第27号」の三角点へ行こうじゃないか。宮城の「劔岳」へ!

atagoyama2-1.jpg
そんなわけで、「景27号」の三角点がどこにあるのか調べてみた。
場所は三陸道松島北ICの近くにある愛宕山だ。
しかし、肝心の点の記が無いのである。orz
これでは「愛宕山 ~点の記~」とは呼べないではないか!!

しかも地形図を見ると山頂までの道が書かれていない。orz
どうやって行くんだよ…。でも愛宕山って名前だから頂上に愛宕神社があって参道が続いているんだよね?
…そう信じて、とりあえず行ってみることにした。

atagoyama2-2.jpg
目の前のこんもりとした山が、どうやら愛宕山らしい。
全体的に木が生い茂っているため道がない場合大変そうだ。

atagoyama2-3.jpg
もし頂上に愛宕神社があるのなら、参道の入口に鳥居が建っているはずだ。
R45を進みながら山の麓を見てみたが鳥居は見あたらなかった。
R45から右折して山の北側へ回ったところ、入口のような道があった。
そばで農作業をしていた方に聞いてみたところ、地元ではこの山を「杉山」と呼び、登っていく道は知らないとのこと。
登るのなら、この道を進んで登りやすそうな所を探すしかないらしい。…やっぱりな。

atagoyama2-4.jpg
地元の方の言うとおり、無理矢理登ってみる。
今の時期だからまだ良いものの、夏場は凄いことになっていそうだ。

atagoyama2-5.jpg
登り切ってみたら立派な道に出た。今まで何やってたんだろ。
さっきの人、知らなかっただけじゃん…orz

atagoyama2-6.jpg
道を進むと予想通り鳥居が現れ、頂上には三角点と祠があった。(祠は画像の左のほうにありました)

atagoyama2-7.jpg
これがあの柴崎芳太郎が選点した(と思われる)三角点標石!
標石の風化っぷりが時間の流れを示してますねぇ。

atagoyama2-8.jpg
帰りは素直に参道を歩いて降りてみたら山の南側に出た。
鳥居はもちろんあったのだが、R45からは気づかなかった。気づいてればなぁ…。


MAP

DATA
基準点コード:TR35741406501
緯度:38°23′37.6933
経度:141°04′06.6144
標高:50.97 m
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