標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2010/07/11(日)
富谷町立日吉台中学校の北北東900m付近にある三等三角点。

熊谷といっても、埼玉県にある暑い都市のことではない。
この三角点の1kmほど南一帯の地名に由来する点名である。
点の記によれば、元々は今の場所よりも410m南にあったそうだ。
地形図を見れば一目瞭然だが、宅地造成のための移転のようだ。

まずは現状がどうなっているのか行ってみることにした。

kumagaya1.jpg
R4の「あけの平団地北入口」交差点を西側へ曲がり、一番高い所で右折。
行き止まりの少し手前を右折して150mほど進むと画像の地点に着いた。
三角点はこのすぐ上にあるようだ。
なるほど、確かに宅地に追いやられたような場所だ。

kumagaya2.jpg
早速、三角点の東側にあるコンクリートの法面の端から登ってみる。

kumagaya3.jpg
法面の上までは楽勝だったが、問題はここから。
南側のため草木が伸び放題になっている。
地形図上では、ほんの少しの距離で三角点に到達するはずなのだが等高線の事をすっかり忘れていた。
水平の距離は僅かなのだが、垂直にも登らないといけないのだ。
…まぁ、すぐ近くだし。我慢、我慢。

ここでアクシデント発生。あのNewバシバシ棒が折れてしまった。不吉な予感がする。

kumagaya4.jpg
半分になってしまったバシバシ棒を振り回し、もがきながら道のない斜面を強引に登っていく。
もう何が何だか分からない。

kumagaya5.jpg
気が付くと地面がコンクリートになっていた。
多分、以前ここに鉄塔があったときの名残ではないかと思う。
もう殆ど山頂に近い所まで登ったので、GPSを頼りに三角点の方へ進む。
数分後、草に埋もれた標示杭を発見。

kumagaya.jpg
…と思ったら、三角点周辺は比較的草木も少なくきれいになっていた。
(画像では私が標石周辺の草を倒してます)
よく見ると標石にはICタグが埋め込まれており、標石の周りには赤い杭が3本。
すぐそばに頭にリボンの付いた赤白ポールが倒れていた。
状況から見て比較的最近、ここで再度測量が行われたような感じだった。
この標示杭の中途半端な刺さりっぷりから推測すると昨年の秋頃だろうか。

三角点の北側を見て絶句した。
まるで遊歩道…いや少し大げさかもしれないが、今登ってきた激薮に比べれば遥かにまともな山道がそこにあった。
点の記の略図にはもちろん、ついさっき1つ上の画像にも「鉄塔」のことが書いてある。
これは送電線の鉄塔のことで、宅地造成に伴い送電線が宅地の上を横断しないよう迂回させた結果、無くなったものだ。
送電線鉄塔といえば、メンテナンス用の道。どうやらこの山道はその名残のようだ。

…その道を下ってみる。案の定、何の苦労も無く下に降りることが出来た。
私は貴重なバシバシ棒を折ってまで、一体何をしていたんだろうか…。


MAP

DATA
基準点コード:TR35740466901
緯度:38°23′23.3924
経度:140°52′20.2314
標高:84.05 m
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