標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2010/08/22(日)
東松島市の航空自衛隊松島基地正門から東南東1km付近にある三等三角点。

今日は矢本の航空祭に来ているわけだが、相変わらず暑い。
お目当てのブルーインパルスも訓練飛行を見ただけで、もう十分な気がしてきた。
Jr.の方も見たし、出店のかき氷やお好み焼き等も一通り食った。
帰りの渋滞が心配なので昼前に基地から出ることにした。本番は基地の外でも見られるし。

…何とか脱出に成功。でも小一時間かかったよ。
さてと、本番が始まるまで次の三角点を探すとしよう。

この“下台”に付いている冠字は「景」、つまり「剱岳~点の記~」の主人公で有名な柴崎芳太郎氏の選点ということになる。
ところが点の記を見ると、選点者も設置者も不明になっているのだ。
たぶん昭和27年の再設置の時、元の位置から移動したのだろう。
その後平成12年に今度は柱石補充、つまり標石を別の物に変えている。
なので冠字は「景」ではあるが、標石の位置と標石そのものも今は柴崎氏とは関係ないものになってしまっているようだ。

shimodai1.jpg
点の記によれば、標石の場所は県道と北上運河沿いの自転車専用道の間にあるらしい。
渋滞を避け、三角点の北東にある大曲浜新橋そばの旧道に車を停めて自転車道へ向かう。
あまり使われていないのか、道の半分が路肩からはみ出た植物で埋まってしまっている。嫌な予感。

shimodai2.jpg
点の記には、すぐそばに標示杭のほかにも表示板(たぶんオレンジ色の三角の標識)があると書かれているので、すぐに見つけられると思っていた。
が、画像のような三門山日向を彷彿とさせる猛烈な植生で、表示板が見あたらない。
GPSを見ると標石はどうやら画像の付近らしいorz
確かにここだけ“いかにも”といった感じに植生が凹んでいる。すぐ隣には目印の松の木もあるし。
三門山といえば、あのバシバシ棒(この時はスノーブラシだった)発祥の地であるが、今回は持ってきていない。
とても使いたいんだけど、車へ取りに戻れば橋のたもとの交差点に立っている警官に職務質問されるだろう。
我慢して手と足で払いのけることにした。

shimodai3.jpg
植生へ少し入ったところ、例の表示板が姿を現した。なぜか後ろ向き。
道路側に三角点の所在を示しているのだろうが、現状では全く意味を成してない。
今来た自転車道は堤の役目も果たしているので、地面はここから急に下へ下がる。
前につんのめりそうになりながら植物とクモの巣を蹴散らして少しずつ進む。

shimodai4.jpg
標示杭っぽい物が見えたので、しゃがんでみたら標石を見つけた。

shimodai.jpg
上の画像とあまり変わらないけど、標石周辺の草木を蹴散らしました。
標石右奥の棒の先端にはリボンが付いていました。
ICタグが付いているので昨年末頃に誰か来ているようです。
2枚目の画像で植生が周りよりも低くなっているのは、その時刈払ったためなのかも。

標石は平成12年に別の物に交換しているはずですが、右から“等 三”、「肉」みたいな「角」の字、そして「点」が「點」になっている明治仕様です(タイトル画像を参考にしてください)
どこからか中古品を調達してきたのだろうか…?

shimodai5.jpg
脱出後。
標示杭が下の方にあるのが分かります。

震災後、“下台”は近くの橋のそばに移設されました。その際、金属標に変更されています。
再訪編 に続く。(2014/11/30追記)


MAP

DATA
基準点コード:TR35741419901
緯度:38°24′43.644
経度:141°14′14.6274
標高:1.54 m
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