標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2011/11/13(日)
JR常磐線山下駅の南南東1.7km付近にある三等三角点。
※以前行った時の記事は→コチラ

今回は以前に行った三角点が震災後どうなっているかを確認しに来ているのだが、被災地の三角点で忘れられないのが山元町の“後藤渕”だ。基準点成果等閲覧サービスによると、この“後藤渕”も「正常」となっていた。但しあの場所でなく、東北東に450mほど移動したようである。前回行った時は結局標石を見つけることが出来なかったのだが、国土地理院の方は見つけることが出来たのだろうか?それとも私が行った時は既に掘り起こした後だったのか?まずは行ってみることにしよう。

gotoubuchi6.jpg
前回の一枚目の画像に写ってた踏切跡を渡って振り返った画像である。辺りの様子は以前とほとんど変わっていなかった。
前回は画像の右側へ進んで行ったが今回は踏切を渡って道なりに進んでいけば三角点に辿り着けるようである。なので踏切を渡ったのはいいが、その先にある橋が激狭であった(画像参照)。轍が付いているので普通に通れると思っていたのだが、軽でもギリギリの幅ではないだろうか。それでも無理矢理通ったけど…。“後藤渕”の移転先へ行くときは海沿いの県道38から入った方が良さそうだ。

gotoubuchi7.jpg
道を進んでいくと遠くにお馴染みの赤白ポールが見えた。…でもなんか高すぎないか??

gotoubuchi8.jpg
更に進むとまた橋があった。今度は余裕で通れそうだ。
三角点の移転先はこの橋付近のはずなのに赤白ポールはまだ先である。
辺りをよく見てみると、向こう岸の橋のたもとに標示杭があった。状況からしてここもさっきの“二木”と同様に上面舗装の地下埋設なのかな?

gotoubuchi9.jpg
標示杭周辺に標石は無かった。…が、これって金属標?三等なのに?

gotoubuchi.jpg
金属標のアップ。「三等三角点」と書かれているので、間違いなくこれが新しい“後藤渕”のようだ。標石でなかったということは結局以前の標石を見つけることが出来なかったようである。前回見ることの出来なかった標石を見られるのかと思っていただけに残念だ。
しかもこの金属標、標石代わりに埋設するのなら通常であれば「軽量標識」という中空のコンクリート柱を使うはずなのに橋の構造物に直接埋め込んであった。ビルの屋上に金属標を埋め込むのはよくあることだが、橋というのは初めて聞いた。しかも被災してボロボロになった橋にである。
三角点は頻繁に移設するものでなく、出来れば半永久的に保たれる場所に設置すべきなのだが、こんなすぐにでも解体されて架け替えられてしまいそうな橋に設置してしまうなんて国土地理院は何を考えているのだろうか?今回のような状況なので移設を急いでいたということなのだろうけど…。

ところでさっきの赤白ポールであるが、近くに行って確認したところどうやら県道38を防潮堤にするための測量に使われた物のようだった。防潮堤化に地元住民は反対しているようなのだが、今後どうなるのだろうか。
MAP

地形図

DATA
基準点コード:TR35640774201 (旧TR35640773201)
緯度:37°57′14″.1929
経度:140°54′38″.6732
標高:1.71 m
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する(本名やメールアドレスの記入は出来るだけしないようにお願いします)
URL:
コメント:
パスワード:
非公開にする: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://tsukasan.blog45.fc2.com/tb.php/316-ba2408c4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック