標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2012/03/18(日)
石巻市鮎川浜の牡鹿清崎運動公園内にある電子基準点。
※石巻市寄磯浜にあるクラスタ観測点とは別。

牡鹿半島といえば昨年の震災で東南東へ5.3m移動し、1.2m沈下したという報道がされたのは記憶に新しいことだが、そのデータが観測されたのが今回の“牡鹿”である。

実は“牡鹿”という点名はここだけではない。上にも書いてあるが女川原発近くの寄磯浜にも同名の「クラスタ観測点」がある。あまり馴染みのない基準点だが、早い話地殻変動観測用の電子基準点であり、形こそ違うがほぼ同じ物と見なして良いと思う。なので5.3m動いたという話を聞いたときは、この寄磯浜のクラスタ観測点のデータだと思っていた。
ところがテレビのニュース映像を見ると寄磯浜で見た物とは違っていた。調べてみると鮎川にある電子基準点のようだった。いつか行こうと思っていたので今回ついでに行ってみることにした。

oshika-den1.jpg
鮎川の町から1kmほど手前にある鮎川小学校の所を右折する。

oshika-den2.jpg
200m進み、左折する。ここを右折すると鮎川小学校だ。画像では小さくて見づらいが小学校の看板には鮎川らしくクジラのマスコットが付いている。

oshika-den3.jpg
左折するとすぐ運動公園なのだがニュースで見た時と様子がちょっと違う。どうやら仮設住宅が建てられているようだ。仮設の向こうに電子基準点が見えるけど行っても良いのかな?

oshika-den4.jpg
元々運動公園という公共の場所なので問題ないだろうと、こっそり侵入、いや「進入」だよね。
画像左側にテニスコート、右側に野球場がある。前方の芝生の上には東屋もある。

oshika-den.jpg
電子基準点のポールです。右にあるのは停電に備えて設置された補助電源装置。…なわけないだろ。
しかしこれが、というかここら辺全体が5mずれて1m沈んだなんて言われても、にわかには信じがたいなぁ。
ところで、この移動した距離なのですがリンク先を良く見ると島根にある“三隅”を基準にした値なのだそうです。てっきり震災直前のデータとの比較かと思ったら違うんですね。一つ下の画像に書いてあるように毎日つくばにデータを転送している意味は何なのかと。

oshika-den5.jpg
お馴染み「つくばに転送してるよ」の表示。点番号は960550と書いてあります。

oshika-den6.jpg
付属標です。960550Aの表示があります。


MAP

地形図

DATA
基準点コード:EL05741346001 (旧EL05741345001)
緯度:38°18′04″.2169
経度:141°30′02″.6919
標高:74.55 m
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コメント
この記事へのコメント
本日、初めて電子基準点という物を知りました。
ただの標識(石のような)三角点ばかりかと思っていましたが、こういう新しい機械のような物があるんですね。
これがもっとたくさんあれば、色々調べる事が出来るのかな?
本当に勉強になりました。また、色々教えて下さい。
2012/03/22(木) 14:04 | URL | t-sato #-[ 編集]
電子基準点は学校の校庭や公園などに設置されていることが多いです。大きくて大変目立つのですが、気にしていないと街灯などと区別できないかもしれませんね。
もし興味があるのでしたら、一度「電子基準点」で検索してみると良いでしょう。いろいろと面白いことが分かりますよ。
2012/03/23(金) 00:59 | URL | つかピロ #-[ 編集]
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