標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2013/08/04(日)
福島県南相馬市小高区のJR常磐線小高駅の南南西2km付近にある一等水準点。

先日の河北新報に『福島県南相馬市小高区泉沢にある国史跡「大悲山の石仏」に復興支援のため、水戸の旅行会社がツアーバスを運行し毎回盛況』だという記事が載った。南相馬の小高区といえば例の福島第一原発から20km圏内にあるため、ニュースで耳にすることが多い地名だ。比較的放射線量が少ないため警戒区域指定が解除されてから、もう1年以上が経っているはずだが、今でも立入は出来るものの宿泊はダメのようで、住民は自宅に住むことが出来ないそうだ。
その小高区(旧小高町)に「大悲山の石仏」というのがあることを今回初めて知った。しかも日本三大磨崖仏の一つらしい。原発から直線で15kmというのが気にかかるがツアーが行ってるくらいだから、きっと大丈夫なのだろう。…ということで念のため簡易線量計を持って見に行くことにした。

こういう時は大抵、周辺の三角点探索も行うので調べてみたら、近くに一等水準点と二等三角点があることが分かった。三角点は山の上なので今の時期は難しいと思われるが水準点ならOKだろう。

5594_1.jpg
無料開放中の常磐道南相馬ICから旧原町市内に入り、福島県道120を南下する。(画像は旧小高町内で右折するところ【現在地】)

5594_2.jpg
小高駅前の交差点から700mくらい南下すると道は常磐線と平行して進む。目的地までもう少しだ。

5594_3.jpg
常磐線から右へ離れ、少し進むと「浪岩横穴墓群」という看板がある。今回の本来の目的地である「大悲山の石仏」の手前にある別の遺跡のことだが、石仏へ行く場合もここを右折する。【現在地
水準点へ行くには、そのまま直進する。

5594_4.jpg
看板の所から300mくらい進む。ここら辺なんだけどなぁ。

5594_5.jpg
いかにもなピンク色のリボンがぶら下がっている。いつもの目印のようだ。

5594_6.jpg
この笹藪の中ってことだよね?

5594_7.jpg
水準点があると思われる笹藪は中に入れるように笹が刈られていて、奥にそれっぽい空間がある。笹が斜めに切られているため竹槍が上を向いているような状態で危険だ。入口は道路から一段高いところにあるので、アホな私は登る際に滑って思わず手をついてしまい、右手のひらの親指付け根付近を負傷してしまいました…。(→1週間で治りました(笑))
※一つ上の画像を見て分かるように、電柱の右側に目印がついてます。本当の入口は電柱の右側だったようです。

5594_8.jpg
中の空間には標石と標示板が無理矢理設置されてました。標石は仕方ないにしても、標示板は道路から良く見える入口の所に設置すれば良いのに。標石の左上にある茶色い物は木の切り株のようで、標石が成長した木に埋もれかけてました。

5594.jpg
標石のアップです。でべそ石ですね(笑)

ちなみに周辺の線量ですが、路上で0.15~0.3μSv/h程度、石仏の周辺など「山の中」に入ると気になる値を示しました(大悲山の大杉の下で0.9μSv/hくらい)。水準点の所では負傷したため、そっちに気を取られて測定しませんでした。安物の測定器なので値はあまり信用できません。気になる方は参考程度に。

MAP

地形図

DATA
基準点コード:L010000005594
ICタグ場所情報コード(ucode):無し
冠字選点番号:無し
緯度:37°32′42″.4950
経度:140°59′14″.4719
標高:14.7934 m
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