標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2014/03/09(日)
山元町の磯浜海水浴場の南南西400m付近、宮城・福島県境上にある福島県新地町の二等三角点。

さて、次は本日のメインとなる点“磯山”である。
上に書いてある通り県境上にある三角点で、旧2万5千分の1地形図では宮城県側にあるように見えるのに、点の記上では所在地が福島県になっている。確かに磯山という地名は福島側のものだ。宮城側なら磯浜になっていただろう。ここは海沿いということもあり大した標高でもなく、断崖絶壁の上というわけでもないので簡単に行けそうに見える。そのため結構前から目を付けていたのだが、周辺の藪がもの凄くて近寄れないうえ、すぐそばに民家があるので躊躇していた。今の時期であれば藪も大したことないと思うけど大丈夫かな…。

isoyama1.jpg
先ほどの所(画像)から東へ少し進むと津波の被災地が広がっている。もう見慣れた光景ではあるが、ここにいると胸を締め付けられるような複雑な気分になる。あれから3年、瓦礫は撤去されてはいるが新たに建てられた物は無く、何も変わっていないように見える。画像の旧中浜小学校の所を右折し、県道38に入る。【現在地

isoyama2.jpg
県道38を福島県方面へ道なりに進む。画像の磯浜漁港入口の所を右折。【現在地

isoyama3.jpg
500mくらい進み、福島県境標識手前の画像の所を右折する。【現在地

isoyama4.jpg
三角点は道路左側の小高い山の上なのだが、モルタルで固められた急斜度な法面になっているため登れそうにない。幸い藪は枯れていて、ほとんど邪魔にはならないようである。さらに進んで行くと左側の空き地の奥で法面が途切れていた。ここから登れるかもしれない。入ってみよう。【現在地

isoyama5.jpg
ここからなら簡単に登れそうだ。

isoyama6.jpg
小さな法面を登ると獣道のような小径があった。これは楽勝コースの予感。

isoyama7.jpg
小径を進んで行くと道から一段高い所(山頂?)に標示杭を発見。そっちへ行く道もあるようなので登ってみる。

isoyama.jpg
標石です。標示杭は木製。ICタグ付き。保護石は大きめだが、ちゃんと埋まってないので簡単に取れそう。保護石を保護する必要がありそうだ(笑)。海沿いの山のため太平洋の水平線まで良く見通せます。
画像を良く見ると下の道路の宮城県側の県境標識が見える。5枚上の画像に写っている福島県の標識から結構離れているが、なぜだろうか?答えは地形図に書かれていた。県境はこの三角点の上を通過後、先ほどの福島側の標識の所で道路(県道38)を横断した後、道路東側を少し北へ進み、宮城側の標識の東から海へ向かっているのだ。なので道路上では福島の標識から北側は宮城県で間違い無いはずだ。

isoyama8.jpg
そういえば等級が書いてある面の方角が変だなぁと思ってコンパスで確認したところ、やっぱり西を向いていました。等級の面を南へ向けて設置するのは、標石表面が苔むしたりして彫ってある文字が読めなくなるのを防ぐため陽が当たるようにすると、どっかで見た気がしますが、これの場合もしかすると潮風による風化を防ぐため、わざと西へ向けているのかもしれません。

MAP

地形図

DATA
基準点コード:TR25640677401
ICタグ場所情報コード(ucode):00001B00000000030A688826B502FFC1
冠字選点番号:井20
緯度:37°53′44″.0200
経度:140°55′41″.5100
標高:31.57 m
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