標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2014/04/20(日)
加美町のやくらいゴルフ倶楽部北端付近にある四等三角点。

先日“裏薬来”の記事に、Yahoo!グループの「標石で遊ぶ(標石ネットワーク)」などでご活躍されている舘沢省吾氏からコメントをいただいた。内容は“裏薬来”のコメントを読んで頂ければ分かるのだが、早い話、亡失したと思っていた標石が実は有って、その標石が四等と図根点の両方が彫ってある標石だった。ということだった。私は舘沢氏とメールで直接連絡を取り、その標石の画像を見せて頂いた。

なんじゃこりゃぁぁ!!(←松田優作風に)

これは凄い、こんなの見た事無い、この目で見に行くしかないと思い、急きょ約3年半ぶりに“裏薬来”へ行ってみることにした。

urayakurai7.jpg
うわぁ懐かしいなぁ。ここから入っていくんだよな。【現在地
前回はここから徒歩だったが、今回は車でそのまま行ってみることにした。

urayakurai8.jpg
三角点付近に到着。前回、盤石をほじくり出すのに使った赤白ポールと思われる物が見えた。藪に笹以外のものが生えていないため前回に比べて見えやすくなっているようだ。

urayakurai9.jpg
例の標石はないかと周辺を探す。程なくしてポールの南西4m50cm付近にその標石が転がっているのを発見。

urayakurai10.jpg
バァァーン!!
見よ!この想像の斜め上を行く珍標石を!!
いや、まさかね、両方彫ってあるったって、両端にそれぞれ四等と図根点が別々に彫ってあるだなんて考えてもみなかったっスよ。ホントに。

urayakurai11.jpg
四等のアップ。本来ならこれが“裏薬来”の顔だったのにね…。

urayakurai12.jpg
標石の詳細。それぞれ上から順に、

四等三角点 - 図根点
国地院 - 基本
025764 - (記入無し)
基本 - 地理調

でした。長さは66.6cm、地上に出る部分の一辺の長さ(横幅)は14.8cm ※メジャーに誤差があるかも
気になるのが「国地院」と前身の「地理調」両方の名称が彫ってある点。これは地理調時代(~昭和35年)に図根点標石として作成された標石を、国土地理院に名称変更後に四等標石として再利用したものと考えるのが自然だと思われます。廃点された図根点から引き抜いてきたものか、あるいは余剰在庫品かは分かりませんが、ある意味エコな使い方だと思います。埋まっていて分からないだけで、当時は結構当たり前だったのかな。

舘沢氏がコメントされてましたが、近くの“西薬来”の標石もこれと同じものではないかということです。“西薬来”の記事を見ると、四等なのに図根点標石が設置されています。探索に行ったときは「?」だったのですが、この四等・図根点両用標石を何かの手違いで上下逆さまに設置すると、こうなります。設置した人、かなりのドジっ子ですね。

urayakurai13.jpg
せっかくなのでポールの所を掘って盤石を露出させる。これはこれでレアだよなぁ。
こうなったら、もちろん…

urayakurai14.jpg
こうしてみたくなりますよね!
この標石の本来あるべき姿!!気分は設置業者!

この後、まさかこのままにして帰るわけにもいかないので標石は元の転がっていた所に、盤石にはまた土をかけてきました。
それにしても良い物を見せてもらいました。舘沢さん、情報ありがとうございました。

MAP

地形図

DATA
基準点コード:TR45740659401
ICタグ場所情報コード(ucode):無し
冠字選点番号:K同14
緯度:38°34′51″.7985
経度:140°41′09″.7482
標高:268.92 m
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