標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2014/08/23(土)
美里町のJR小牛田駅の西南西1km付近、蜂谷森古墳にある宮城縣標石。
※「宮城縣標石」とは宮城縣と彫られている標石のうち、境界標以外の基準点と思われるものの通称で、正式な名称ではありません。

先日(8/20)の河北新報朝刊に「三角点10年後引退?」などというショッキングな記事が掲載されていた。国土地理院が「GPSの精度が良くなったことだし、今どき測量で三角点なんて使ってる奴いないから廃止しちゃおうかな~」と言っているらしいのだ。おい、この趣味あと10年の期限付きかよ!!一応、山頂にあるようなのは撤去しない方針らしいが、道端にあるやつとかは速攻で掘り起こされそうだなぁ。一箇所くらい掘るの手伝ってやってもいいから記念に標石貰えないかな…。
※ちなみにこの記事に使われている写真は東京の台場にある“三番台場”の標石みたいですよ。

そんなわけで今回は、その三角点よりもずっと昔に廃止されている宮城縣標石を見に行こうと思う。
先日、またゆうさんから「二等の“蜂谷森”のそばにあるよ」と情報をいただいてたので(いつもネタの提供ありがとうございます)、5年ぶりに小牛田へ行ってみることにした。

hachiyamori_miya1.jpg
5年ぶりに蜂谷森公園に来ました。何も変わってないなぁ。【現在地
ゆうさんによると、“蜂谷森”の記事2枚目の写真に写っている蜂谷森古墳の名前が書いてある杭の所から簡単に登れるようなので、画像奥の階段を登り、杭の方へ向かってみる。

hachiyamori_miya2.jpg
なるほど、確かに杭の後ろのあたりから上へ登って行けそうな小径が出来ている。楽勝だな。【現在地

hachiyamori_miya3.jpg
5年ぶりに“蜂谷森”と再会。ICタグが付いてました。
辺りを見回したところ、三角点標石から数メートル東に宮城県標石っぽいのを発見。画像からは分かりにくいと思いますが、赤矢印の所にあります。

hachiyamori_miya4.jpg
一つ上の画像のように宮城県標石の周りは笹だらけだったので、最近大活躍してる剪定ばさみでザクザク切って、ご覧の通りスッキリ。

hachiyamori_miya.jpg
標石です。また変な字体だなぁ。しかもここの標石は落書きだらけだぞ。人名っぽいな…。
おい田倉!落書きしてんじゃねーよ!!

hachiyamori_miya5.jpg
「六号」
宮城縣と彫られてる面よりも立派な字です。字体もまともです。まるでこれが正面のようです。
やい吉沢良夫!いい加減にしろ(笑)

hachiyamori_miya6.jpg
「明治廿六年十月」(明治26年10月)
近くの“貝抜沢”にあるのと同じ年ですが、全く別物に見えます。
「月」の字とか、まるで象形文字みたいですね…。

hachiyamori_miya7.jpg
こっちの面は何も彫ってないようです。(相変わらず落書きっぽいのはあるけど読めない)

hachiyamori_miya8.jpg
上面は四角錐だったものが角が取れて丸っこくなったような感じで、穴が開いているタイプ。良く見ると穴がセンターからズレてますが、ご愛敬。落書きは…もういいや。

国地院が10年後引退とか言ってますが、100年以上前に廃止された標石が残ってるくらいですから、私が生きている間は大丈夫かな?

MAP

地形図

DATA
基準点コード:無し
ICタグ場所情報コード(ucode):無し
冠字選点番号:無し
緯度:38 °32′21″.8
経度:141°03′12″.4
標高:36.58 m
※経緯度はハンディGPSでの計測値です。
※標高はすぐ近くの「蜂谷森」のものです。
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