標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2016/06/11(土)
仙台市青葉区のJR仙山線陸前白沢駅の西1.3km付近、箱倉山山頂にある三等三角点。

R48を仙台から山形方面へ向かい、白沢の駅付近に来ると目の前にまるでピラミッドのような四角錐っぽい形の山が現れる。親戚の家へ行く度に見ることになるので、「ゴリラ山」の鎌倉山と同様に、変な山だなと子供の頃から思っていた。
三角点探索が趣味になってから、その「ピラミッド山」に登ってみたくなった。地形図を確認すると何と、本当に四角錐のような形の山であることが分かった。自然に形成されたとはとても思えないほど等高線が見事に四角である。もしかしたら古墳(方墳)だったのか、それとも宇宙人との交信施設だったのか?。ちょっとしたミステリーマウンテンだ。
このピラミッド山の山頂には三角点があるので点の記を見ればどこから登るのか、すぐ分かるはずだった。ところが何度下見をしても登山口が分からなかった。R457の点の記に描かれている付近を走ってみても、それらしい道の入口が見当たらないのである。結局そのうち分かるだろうからと、その後数年間放置していた。
そして最近またふと思い出したように登りたくなった。今度は点の記など当てにせず、点名である「箱ノ倉」で検索してみたところ、登山口があっさりと分かってしまった。初めからそうすれば良かったよ…。

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というわけで、R48の陸前白沢駅付近まで来た。【現在地
あれ?何か違うな?以前はもっとピラミッドっぽく見えたのに、木が生えて見た目の山容が変わってしまっている。これでは普通の山と大して変わりない。何年か前には伐採のためブルドーザーで作られた作業道だらけになっていたけど、それも消えている。恐るべし自然の回復力。

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上愛子小学校前の画像の交差点を左折してR457に入る。【現在地
黒の軽自動車の向こうに隠れてしまっているけど、この交差点には一等水準点があるので後で見に来ることにしよう。

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仙山線の架道橋の少し先に左へ入っていける道があるが、どうやらそれが入口のようだ。【現在地

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ここを入っていった先にある水道施設の脇が登山口らしい。【現在地

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これがその水道施設。ネットで見た通りである(笑)。【現在地
この手前の柵沿いに進む。

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通常、登山口は閉められているが手で簡単に開けられる。
先日の小屋森山入口と同様に人を入れなくしているのでは無く、山から降りてきた獣が人家に危害を加えないように設置してあるのだろう。
複数のWebページによると、この山は近くの小学校(上愛子小?)の生徒たちが学校行事か何かで父兄と一緒に登山するのだそうだ。そのため登山道もしっかり整備されているらしい。例の作業道を登らなければならないのかと思っていたのだが、どうやら違うようだ。…では出発!

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登山口より柵沿いに進み、突き当たりを右折した少し先に国調図根点を発見。【現在地
国調図根点そのものはあまり珍しくないのだが、上面を青く塗装してあるのが何か珍しいなぁって思いました。

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少し登ると分岐が。【現在地
さてどっちへ行けば良いのだろう?そのまま直進すると道が藪化してるけど、左へ行けばそうでも無いので左へ行ってみるか(適当)。

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道なりに進んでいくと、また分岐。【現在地
でもここにはちゃんと道標があるし、直進は藪でしかも下ってしまうので迷わず左折。登山道が藪化していないのは、やはり地元有志の方々がきちんと整備してくれているからなのだろう。

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道は山の中腹を反時計方向へ巻くようにダラダラと続いていて、なかなか登り始めない。【現在地
小学生には登りやすくて良いのかもしれないけど、最後に直登というのは勘弁して。

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南西の尾根付近で、また分岐。【現在地
周辺には「箱倉山」と書かれた道標はもちろん、目印のテープやら布やら「みやぎ里山文庫」と書かれた短冊など、いろんな物がぶら下がっていて賑やかだ。ここを左折する。

hakonokura12.jpg
ここから傾斜がきつくなるみたい。【現在地
やはり南西の尾根を一気に登るようだ。確かに点の記の要図にはそんな感じに描いてあったっけな。どこで点の記のルートと合流したんだろう。

hakonokura13.jpg
やはり小学生向けなのか尾根道も大したことがなく、無事山頂付近まで来た。もう少しだ。【現在地

hakonokura14.jpg
標石発見。

hakonokura15.jpg
ついに「ピラミッド山」山頂に到着!まさかこの山に登るなんて、子供の頃は考えもしなかったです。
山頂には標石と山名標の他に登頂記念の碑と木杭があります。例の地元小学生と父兄のもののようです。
閲覧サービスの遠景写真を見ると、この記念の木杭が7本設置されていたのですが、多すぎると思ったのか1本にまとめたようですね。

hakonokura16.jpg
山名標には「箱倉山々頂」の他に「函倉山」とも書かれています。どちらも「はこくらやま」ですね。「箱」も「函」も意味は同じ「はこ」なので間違いではないようです。個人的には「函倉山」のほうが良いかな。
「箱・函」には「はこに似た形」の意味もあるので、底面が四角いこの山の形を表しているのかもしれません。

hakonokura.jpg
標石です。やや露出気味。
よく見たらこっちも木杭ですね。対抗したのかな?

hakonokura17.jpg
上面です。ICタグ付きです。

MAP

地形図

DATA
基準点コード:TR35740353501
ICタグ場所情報コード(ucode):00001B00000000030A83A426A424FFC1
冠字選点番号:奴京23
緯度:38°16′52″.0373
経度:140°41′17″.8894
標高:349.19 m
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コメント
この記事へのコメント
おばんです。ご無沙汰しております。函倉山も含めて、前山、岩垂山・小塚山・大森山(363・8m三等三角点?)と秋保境野よりに、二ノ輪山(368・9m四等三角点)やけ山(290m)が一部迷いやすい道ですが、葉が落ちた晩秋か冬が行きやすいです。webで「みやぎ里山文庫」のサイトでコースがみられます。昔リゾート開発した某不動産会社のn社のコンクリート杭が見られます。私有地か?藪漕ぎわないです。それとサイカチ沼、月山池の遊歩道沿いの二岩山(235.5m)と親の倉山(244.2m)も気軽に行けます。
時間帯によつては、熊.イノシシ注意です。






2016/09/27(火) 20:46 | URL | ぴんぴんころり #-[ 編集]
こんばんは。コメントありがとうございます。
そうですね、里山は秋冬が一番歩きやすいです。機会があればその辺りの三角点を探しに行こうかと思います。
2016/09/28(水) 19:04 | URL | つかピロ #y8j/9w2E[ 編集]
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