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標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
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2018/04/29(日)
福島県相馬市の相馬港にある電子基準点。
※この記事は「5580」の続きです。

次は本来の目的地である“松川崎”の近くにある相馬港へ向かう。
相馬港には相馬験潮場があり、その近くに電子基準点と験潮場附属水準点があるらしい。

p-souma-a1.jpg
先ほどの「5580」近くの道の駅そうまより、R6を北(新地方面)へ6.5kmくらい進み、画像の交差点を右折して福島県道38に入る。

p-souma-a2.jpg
600mほど進み、画像の分岐を斜め左へ。

p-souma-a3.jpg
福島県道38からの分岐より約1.4kmで相馬港に着く。画像の交差点を右折する。

p-souma-a4.jpg
遠くに電子基準点のピラーらしきものが見える。
本体のピラーは普通のステンレス素地で出来たものではなく、震災後増えてきている茶色く塗装されたもののようだが、点名は地殻変動観測点を表す(たぶん)Sなんとか」ではなく、頭に「P」が付いた「P相馬A」という名前らしい。後ろの「A」は移転した意味だけど、「P」って何の意味なんだろう?験潮場用とか?飛島にあったのはそうじゃなかったよなぁ。

p-souma-a5.jpg
手前の倉庫の所から岸壁へ。

p-souma-a6.jpg
これは点の記の要図に書かれている潮位計みたいだな。先端に付いてるメガホンみたいなのがセンサーかな?恐らく超音波距離計みたいなのを使ってんだろうな。

p-souma-a7.jpg
電子基準点本体と相馬験潮場の建物。「験潮場」なので国土地理院の管轄です。

p-souma-a.jpg
電子基準点は一段高いところに設置されていて、ご丁寧に登るための階段まで付いています。
そういえば電子基準点に必ず付いている「つくばにデータを転送してるよプレート」が無かったような…?気がつかなかっただけ?

p-souma-a8.jpg
付属標です。二等水準点の金属標として使われています。番号は14P125A。二等水準点の点名でもあります。
電子基準点の点番号はこれから末尾のAを取った14P125となります。

p-souma-a9.jpg
いつも気になっているんですが、電子基準点が設置されている所の四隅に打たれている鋲って何なんでしょうね?

p-souma-a10.jpg
験潮場の建物に付いている説明板。

相馬験潮場

 この験潮場には、海面の昇降(潮位)を自動的に測定する器械(験潮儀)が設置されており、その潮位は高さの基準の決定に利用されるほか、地殻変動の監視、津波の検出といった分野などにおいても重要な役割を果たしています。験潮場における観測データは、リアルタイムに茨城県つくば市の国土地理院へ伝送され、監視・記録を行っています。
 相馬験潮場は、昭和48年(1973年)3月に設置されて以来、東北地方太平洋沿岸で唯一の国土地理院験潮場として潮位の観測を行ってきましたが、平成23年3月11日に発生した「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の津波によって験潮儀を含む建物全てが破壊されました。
 この地震を教訓として国土地理院は、福島県の協力を得ながら相馬験潮場の再建を進め、より確実に潮位観測ができる新しい相馬験潮場を平成26年(2014年)11月に旧位置から南西約100mの現在の場所に設置しました。

管理 国土交通省国土地理院東北地方測量部
電話 022-xxx-xxxx (代表)

電子基準点に付いているプレートと同様に、つくばの国土地理院へデータ転送していることが書かれています。相馬験潮場って東北の太平洋側唯一の験潮場だったんですね。知らなかった。
震災の事についても書かれてますね。嫌な思い出です。
電子基準点も験潮場と同時期の2014年12月に設置されています。他でもそうだったように移転した場合は点番号が新たに割り振られるようで、点番号14P125の上2ケタの「14」は2014年に設置したことを表しているようです。

なお、これらの事について国土地理院の測地観測センターがまとめた「相馬験潮場の再建」というタイトルのPDFファイルがネットで閲覧できるようになっているようです。旧験潮場の位置や、移設される前の「P相馬」が験潮場の屋根の上に設置されている画像などが載っていて必見です。ダウンロードできるうちに保存してしまいましょう。 ダウンロードは→こちら

p-souma-a11.jpg
建物の先の岸壁に何かあるぞ。

p-souma-a12.jpg
パイプが海中に差し込まれています。先ほどのPDFにも書かれていましたが、これが導水管のようですね。サイフォン式らしいですよ。

MAP



DATA
基準点コード(電子基準点):EL05640579602
基準点コード(電子基準点(付)):無し
基準点コード(二等水準点):L0E00014P125A
ICタグ場所情報コード(ucode):無し
冠字選点番号:無し
緯度:37°49′49″.5701
経度:140°57′42″.1145
標高(電子基準点):10.20 m
標高(付属標・二等水準点):4.108 m

※ 経緯度は電子基準点本体のものです。
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