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標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2019/07/14(日)
柴田町のJR東北本線槻木駅の東500m付近にある一等水準点(道路水準点)
※この記事は「2167」の続きです。

順番からいえば次は「2166」なのだが、その前に別の気になる水準点へ行ってみようと思う。


004-327_0.jpg
閲覧サービスを見ると「2166」の近くに横棒が入った一等水準点のマークがある。現在地形図にはこの位置に水準点の記号は無く、事実上廃止された点であることが分かる。基準点詳細には「004-327」という点名の道路水準点であること、現況は「亡失」で調査年月日は1998年5月14日と記載されている。

拡大した地形図(上の画像)を見ると、水準点は民家の間の道路から少し奥まった位置にあるように見える。確かにこの位置なら亡失してもおかしくない。ところが点の記の要図を確認してみると、水準点は渡辺生花店の手前にある塀の向こう側(ほぼ真下)、327.5kmポストのそばにあるような描かれかたをしており、上の画像の位置よりも少し北西の道路脇にあることが分かった。日付は平成17(2005)年9月と記載されていて、「亡失」とされた後にも存在していたことになっている。

ちなみに日本の測量史によると、道路水準点の点名には3桁の道路番号と起点からの3桁の距離(キロメートル未満は省く)で構成される番号がついているらしいので、この「004-327」という点は国道4号の327キロポスト(付近)にある水準点という意味になるようだ。現在の国道4号は柴田バイパスなので、水準点の前の道路は旧国道4号ということになる。


004-327_1.jpg
…ということで、もしかするとまだ水準点の金属標が残っているかもしれないと思い、「2166」へ行く前に寄ってみることにした。
先ほどの「2167」の所より、さらに西へ450mほど進み、R4の現道へ左折する。


004-327_2.jpg
R4を1kmほど進んだ所の画像の交差点(四日市場交差点)を右折し、再度旧4号へ入る。


004-327_3.jpg
画像の交差点を直進する。


004-327_4.jpg
交差点より100mくらい進んだところ道路右側に例の「渡辺生花店」を確認。ということは、その手前にある白い塀の辺りかな?


004-327_5.jpg
ん?
塀の下にいかにもな感じの穴があいてるぞ。これって…


004-327_6.jpg
この黄色いドーム状の物はキロポストじゃないか!
ということは、これが327.5kmポストってことだな。


004-327_7.jpg
穴のおかげで塀の向こうへ行かなくても金属標を確認出来そうなんだけど…。
要図には水準点はキロポストの0.2m奥にあると書かれているから、この石の下辺りなんだよなぁ。


004-327_8.jpg
石を取り除いてみると…おやっ!?


004-327_9.jpg
あったー!
どうやら亡失はしてなかったみたいです。でも地形図に記号がないということは、やはり廃点されたんでしょうね。


004-327.jpg
金属標のアップです。
この後、石をちゃんと元の位置へ戻しておきました。


MAP



DATA
基準点コード:L04000004-327
ICタグ場所情報コード(ucode):無し
路線番号:144-02
緯度:38°04′44″.6
経度:140°48′57″.5
標高:7.9 m
※経緯度はハンディGPSで計測した数値です。±10m程度の誤差があります。
※標高は地理院地図に表示された値です。
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