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標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2019/09/14(土)
新潟県粟島浦村の新潟県道321号背中峠付近、「灯台入口」バス停近くにある二等水準点。
※この記事は“粟島”の続きです。

二等がある逢坂山へは県道から電波塔があるピークを経由し、地形図に載っていない最近出来た「パノラマ新道」という尾根道を進めば行けるらしい。その前に県道のバス停近くにある二等水準点へ、ついでに寄っていくことにしよう。


10487_01.jpg
灯台より先ほど来た階段を戻る途中、遠くにこれから行く予定の電波塔群が見えた。これ尾根続きというか隣の山じゃん…。


10487_02.jpg
薮の中からリュックを回収し、県道まで戻ってきた。バス停がある峠のほうへ向かいます。


10487_03.jpg
バス停よりもさらに先へ進み、電波塔のピークへ行く道の入口付近まで来た。
水準点はこの辺りの道路沿いにあるはずだけど、藪が凄すぎて標示板が埋もれてるみたいだな…。


10487_04.jpg
おおっ、あるじゃん!


10487_05.jpg
金属標と保護石が出てきました。


10487.jpg
金属標でも保護石があるだけでかなり立派に見えます。


10487_06.jpg
上面です。
上面舗装に何かプレートが付いてるぞ。


10487_07.jpg

    基 本
  二等水準点
   No.10487
建設省国土地理院

一等水準点でたまに見かけるプレートだけど、二等でしかも金属標では珍しいような。


10487_08.jpg

この測量標はすべての測量の基準です。
    水準点を大切にしましょう。

ご丁寧に「大切にしましょうプレート」まで付いている。


10487_09.jpg
金属標です。
あれっ?よく見ると、

 地殻変動観測点
      +
    No.112
建設省国土地理院

地殻変動観測点と書いてあるではないか!しかも全く別の番号まで付いている。

点の記を見ると、この水準点は元々「地殻変動観測点112」として平成6年に設置されたもので、その後平成11年に二等水準点10487に変更されたらしい。この間に一体何があったのか?
恐らくこの手の地殻変動観測点の廃止には電子基準点の設置が絡んでいる場合が多いはずだ。何しろ24時間体制で地殻変動を監視しているのだから、わざわざ測量しに来ないといけない従来タイプの金属標だけの地殻変動観測点など必要ないのである。実際、電子基準点とほぼ同じ物で地殻変動観測点を名乗る点も存在する。(若林区のアレとか)
粟島には先ほどのフェリー乗り場の近くにある公園に“粟島浦”という点名の電子基準点が設置されている。これが設置されたのは平成8年のことだ。平成6年と11年の間なので時期的にも合致する。この電子基準点は明日見に行く予定だ。

調べてみると粟島に設置されている二等水準点は電子基準点の付属標を除く全てが元々は地殻変動水準点だったようだ。村役場近くにある弁天岩のそばにあるものが「101」で、以降反時計回りに102、103…と番号が付けられている。これら全てが同時期に設置され、同時期に二等水準点へ変更されている。もしかしたら粟島の見所というか「珍基準点」はこの二等水準点だったのだろうか。


MAP



DATA
基準点コード:L020000010487
ICタグ場所情報コード(ucode):無し
路線番号:2004
緯度:38°27′36″.5800
経度:139°14′22″.2400
標高:159.026 m
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コメント
この記事へのコメント
おばんです。
飛島で見つけられなかった二等水準点もここと同じタイプだった見たいですね!
2019/09/28(土) 18:42 | URL | ゆう #-[ 編集]
こんばんは。
飛島の「10491」のことですね。点の記を確認してみたら確かにそうでした。元々地殻変動観測点116だったみたいですね。設置と二等水準点へ変更されたのも粟島と同時期のようです。
あの時は本当に時間が無くて二等水準点はここしか行けなかったのですが、今回の粟島のように泊まりがけだったら他の水準点を見ることも出来たかと思います。
2019/09/28(土) 21:54 | URL | つかピロ #y8j/9w2E[ 編集]
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