標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2017/12/24(日)
東松島市の三陸道鳴瀬奥松島IC入口交差点の北1.7km付近にある四等三角点。
※この記事は「ゆうさんの三角点」の記事を参考にしています。

先日、ゆう氏が東松島にある三角点の点の記の要図に宮城縣標石らしき物が描かれていることを発見した。その後実際に行ってみたところ、合計5カ所で見つけたらしい。しかもそのうちの2つは偶然だというのだから運が良い。
今回ゆう氏が見つけた標石の位置を確認してみると、鳴瀬川の東側で且つ三陸道の北側に集中している。ちょっと外れるが、以前行った鷹ノ巣山鰯山も東松島なので、ゆう氏の言葉通りまさに「東松島は宮城縣標の宝庫」と言える。今まで気がつかなかったなぁ…。
ゆう氏からこの事を聞き、すぐにでも行きたくなったが、さすがに発見者を差し置いて行くわけにもいかないため、ゆう氏が自身のブログで記事にUPしたのを確認後行ってみることにした。

標石の位置より、今日は「坂ノ入」→「和合山」→「関山」→「角柄」→「小松」の順で行ってみようと思う。最近、撮影時の草刈りとかに時間をかけてしまうので、一日で5カ所(x2)全てを回ることができるかな?

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三陸道の鳴瀬奥松島ICで降りた後、交差点を直進(R45を横断)して吉田川と鳴瀬川を渡り、すぐ左折。

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堤防沿いに県道150を約1.2km進み、画像の所で右折。

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さらに800m進んで、ゆう氏のアドバイス通り、点の記に描かれている道の一つ先の道へ右折する。
確かに点の記に描かれている道は荒れているが、こちらは轍がハッキリしているので車でも無難に進めそうだ。とはいえ、さすがに私の車では不安。これから行く予定の所のことも考慮して、いつものように友人K君の車で来た。ちなみに今日は12/24である。野郎2人で、こんな所で何やってんだか…。

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農道のような道を進むと、右側に車が駐められそうなスペースが。
ゆうさんが言ってたのはこれか。

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点の記と地形図を見ると、駐車スペースの所を奥へ進んだ辺りが登り口になるはず。特に目印は無いが、左斜め上方向に踏み跡のようなのが付いているので、すぐに分かった。

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踏み跡には比較的新しめな足跡も付いている。ゆうさんのだろうな。

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あとは尾根に沿って登っていけば良いはずだけど、途中に2つ小ピークがあるので「おっ、この上だな」と思っても、すぐ下りになって2回ガッカリ(笑)。

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今度こそ…三度目の正直。

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画像では分かりにくいですが、標示杭発見。
ガッカリとか三度目の正直とか大げさに書いてますけど、登り始めてからここまで10分かかってません(笑)。

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三角点と宮城縣標石。分かっていたけど嬉しい。
標示杭はなぜか縣標石のそばに設置されています。そして四等なのになぜか木杭。

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じゃ、まずは三角点から。
普通の四等っぽいですが…

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北面は「宮 247」。
宮城縣標石と「宮」四等、最高の組み合わせです。

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当然、西面は「地理調」。
「基本」の面は珍しくないので省略。

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上面です。ICタグ付き。
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2017/12/03(日)
岩手県平泉町の金鶏山山頂にある四等三角点。
※この記事は「平泉金鶏山岩手縣三角標」の続きです。

次は四等標石。

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標示杭は三角標のすぐ近く。(距離を測ってくるのを忘れました)

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標石はここ。

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標石です。
最近の物ですね。といっても、点の記を見ると昭和61年設置ですが。

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念のため裏面(北面)を確認。
6ケタの標識番号(の上3ケタ)です。普通すぎるので掘って確認まではしません。

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点の記には「保護石0個」と書かれていますが、それっぽいのが3つあります。

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上面です。
最近気づいたんですが、十字マークって標石の縁に対して必ずしも平行・直角じゃないみたいですね。
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2017/11/12(日)
山形県大石田町の山形県道36・306交差点付近にある四等三角点。

今回の目的地は山形県の大蔵村である。
正直、隣県の地理・地名に関しては疎いので村名を聞いただけではどこなのかさっぱり分からないのだが、早い話あの大雪で有名な肘折温泉がある所だ。位置的にはスイカで有名な尾花沢市の西の辺り。そこに珍しい図根点があるのだという。

以前、舘沢省吾氏より、「山形県大蔵村にある“洛2”という図根点の標石が山形縣庁の標石を代用している」という情報をいただいた。早速点の記を確認してみると昭和25年頃に調製された古い物で、よく見ると標石番号の欄に「山形縣庁標石代用」としっかり書かれているではないか!舘沢氏によると、他の点の記にも同様に「山形縣庁標石代用」と書かれていたものがあり、そこを訪ねたところ山林局の主三角点だった(※1)そうで、恐らくこの大蔵村のも主三角点(またはその他の山林局標石)ではないかとのこと。

図根点といえば四等と同じ大きさの標石に「図根点」と彫られているものが一般的だが、四等以下の基準点という性格上、一時凌ぎ的に標石の代わりに木杭(※2)や建造物(※3)などで代用しているものもあった。この図根点もちょうど良いところに別の標石があったので代用したのだろう。

閲覧サービスや地形図、Googleマップなどで確認したところ、図根点は大蔵村の東に隣接する舟形町との町村境付近の山の中腹にあるようだ位置。すぐ近くに林道のような道が通っているものの、結構山奥である。藪も酷そうだし本当に行けるのだろうか?ちょうど今頃なら草木が枯れ、雪が降る寸前で藪山を攻めるのには最適な時期だ。出来るだけ車で進みたいため、いつものように友人のK君に軽四駆車の運転をお願いし、とりあえず行ってみることにした。

※1 旧山林局(現在の林野庁)標石の裏面に「山」と彫られているので、選点者が山形縣の標石と勘違いした?
※2 大和町の“長原”が以前そうだったらしい。
※3 一例として、仙台市宮城野区東仙台にあるNHK原町ラジオ放送所のアンテナの先端が図根点だった。【位置】(未探索。点名は「放送局」だったと思う)


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R48を経由し、R13を尾花沢方面へ北上する。村山の道の駅より3kmほど進んだところにある、画像の交差点を左折して、山形県道36に入る。【現在地

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山形県道36を道なりに進み、R347を横断する。【現在地

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R347より、さらに10kmほど進むと画像の交差点に到達する。【現在地
なんと赤矢印が示す林道の入口のような狭い道が山形県道36の続きらしい。ここを左折して狭い道を進んだ方が目的地に近いので、「道なりに」進むことにした。ちなみに広い道を直進すると、ここから山形県道306となる。

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その交差点付近に四等があるらしいので、ついでに寄ることにした。(冒頭の文が記事とまったく関係なくなってしまった)
交差点には手前にもう一本別の道が繋がっていて、県道よりも舗装が少し広く綺麗なのだが、これは民家の入口で私道である。私道よりも劣る県道って一体…。

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どれどれ三角点はどこかな~。

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すぐ見つかると思ったのに見当たらないな。あれ?これは標示杭かな?

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標示杭の近くに上面舗装のようなものが。点の記を見ると、ここの点は軽量標識に金属標を付けたものらしい。ということは、このコンクリの中心に金属標があるんだな?

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金属標が出てきました。

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金属標のアップです。
建設省時代の物ですね。
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