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標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2014/05/17(土)
栗原市の東北道築館IC料金所の北北西700m付近にある図根点。
※七ヶ浜町の“山の神”とは別。

以前、栗原市の築館周辺には多角点と図根点が点在しており魅力的な所だと書いたが、今回はその築館の図根点を見に行こうかと思う。
閲覧サービスを見ると築館付近には図根点が3点存在していることになっている。出来れば3ヵ所とも行きたいところだが、今回は他にも行きたいところがあるので、時間と状況を見ながら何ヶ所行くか決めることにするつもりだ。

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築館ICよりR4を北へ800mほど進み、画像の交差点を左折する。【現在地

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道なりに進み、東北道をくぐってから400mくらい進んだところ点の記に書いてある墓地があった。点の記では墓地の少し手前に車を駐めたようだが、誰もいないので墓地の入口に駐めることにした。【現在地

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そのまま墓地へ入っていったら画像の所で行き止まり。【現在地
…無理矢理突破するか。

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墓地から脱出すると草原だった。どう見ても墓地からではなく画像左下のほうから直接登ってきた方が楽だったはずだ。点の記に「墓地の脇を通り尾根を登る」と書いてあったのを「墓地の中を通り」と勘違いしていたようだ。ちゃんと読めよ俺…。

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GPSを見ながら草原の北西角へ来たが、辺りを見回しても道が無い。【現在地
こりゃ行くしか無いんだろうな。やっぱり。

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ついこの間まで寒くて何も無かったはずなのに、いつの間にか木々には青葉が繁り、下草が生え、クモの巣まで出来てやがった。嫌な季節になってきたな。まだ暑くなく蚊がいないだけマシか。

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GPSを頼りに道の無い尾根を登って行き、図根点の近くまで来た。本当にあるんだろうな?

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標示杭発見!良かった。

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標石です。
「図根点」と彫られた面の裏側(北側)には「宮 15」と彫られていました。このように図根点も四等標石同様、北側の面には標識番号が彫られるようです。先月行った“裏薬来”にあった図根点標石のリサイクルっぽい四等標石の図根点側の北面には何も彫られていなかったので、あの標石はどこかの図根点から引き抜いてきた物では無く、図根点標石の余剰在庫品だった可能性が高いということになります。

標示杭に思いっきり突っ込みを入れたいところだけど、既に使い古されたネタなのでやめときます(笑)
[山の神(栗原市)(図根点)]の続きを読む
2013/08/17(土)
栗原市一迫の旧市立長崎小学校(一迫小に統合)の南西1.2km付近にある図根点。

今更だが梅雨が明けた。暦上の夏は数日だけですぐ残暑ということになってしまった。気が付いたらお盆である。暑い、毎日暑い。暑すぎて何もする気が起きない。折角の休みなのにどこへも探索に行かないのは勿体ないと思いつつも数日が過ぎた。
明日で盆休みが終わるので無理してでも行ってみるかと一迫方面へ行ってみることにした。一迫には図根点が2つあり、どちらも地形図を見た感じでは簡単に行けそうな所にある。下草や藪が激しい今の時期だからこそ、短距離で行ける基準点はありがたい。ついでに近くにある二等“大堂森”の下見も兼ねることにしよう。

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R47を鳴子方面へ進み、道の駅の少し先でR457へ右折する。【現在地

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途中、“大堂森”の下見をする。下草が大したことなければ登ってしまおうかとも思っていたが、暑すぎてそれどころではない。入口だけ確認してR457に戻る。画像の所【現在地】は花山方面へ左折せず、直進する(R398)。

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一つ上の画像の交差点より3kmほど進み、画像の橋へ右折する。【現在地
木に隠れて良く見えないが、画像右奥にあるのが旧長崎小である。昭和28年調製の点の記にも順路の説明に目印として使われている古い学校(当時の校名は長崎村立長崎小学校)だったが、今年3月に統合のため閉校したらしい。

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点の記の記述通り、大川口へ通ずる道を進む。峠から尾根沿いに登るようなことが書いてあるが、法面を登るのが嫌なのでもっと楽な登り口はないかとさらに進んだところ、良さそうな入口を発見。【現在地

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奥にある古井戸の先を登って行けばいいようだ。

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GPSを見ながら図根点があるピークの方へ進む。多少の下草はあるものの、棒で払いながら進めば我慢できるレベルである。

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標石発見。楽勝でした。

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標石です。
県内の図根点で「標石」なのは初めて見ました(※)。前述の通り昭和28年に設置されたものですが、風化が進んでいて横に彫られている文字が読みづらくなってきています。上面の「+」マークは、ほとんど見えなくなってました。

※“長原”はプラ杭でした。あと四等の“西薬来”が、なぜか図根点標石になっています。
[大川口(図根点)]の続きを読む
2013/04/28(日)
大和町の町立小野小学校の南西2km付近にある図根点。

大和町の山奥に図根点があるらしい。
図根点といえば、仙台市内にも“大崎八幡宮”やガス局斜め向かいにある東仙台のNHK送信所にあったのだが、現在はいずれも亡失→廃点扱いとなっている。県内で現存する国土地理院が管理している図根点は栗原市にある数点と、大和町の“長原”だけのようだ。
“長原”は選点・設置が昭和36年で、点の記は存在していたが平成22年まで更新されていなかった。以前の点の記には、埋石状況が「三寸角木杭」と書かれており、「いくら何でも腐ってるだろオイ」と突っ込みを入れつつも、閲覧サービス上では現存していることになっているので、現在でも本当に存在しているのか、そもそも標石でない基準点なんてアリなのか興味津々で、過去に何度か行ってみようと思ったことがあった。ところが、現地へ行ってみると入口が私有地であったり、もの凄い藪のため出鼻をくじかれてしまい、未到達の記事にすらならず、そのうち藪の少ない時期にリベンジしてやると思っていたのだった。

最近またまた閲覧サービスが更新された。標準システムと詳細システムの2バージョンに分かれ、詳細システムを起動すれば以前と同じように利用できる。細かい所が強化されており、中でも「基準点詳細」で標石の画像が見られるようになったのは、かなりの進歩ではないかと思う。当ブログのように、見つけた標石をドヤ顔で掲載しているサイトが無意味化してしまいそうな機能であるが、探索しに行く前の「予習」として使えそうだ。

先日、富谷JCT付近にある二等多角点を検索したときに、この“長原”も「その他基準点」として引っかかった。詳細を見ると、何と画像もあるではないか。見てみると「木杭」の正体は、そこいらの山でよく見かけそうなプラスチック製の杭だった。全然木杭じゃねぇだろボケが。以前からの疑問が解決した代わりに、先に答えを知ってしまうことによって見つけた時の楽しみを奪われてしまったが、それでもこの超レア?なプラ製「標石」の現物を見に行きたくなってきた。幸い今の時期なら藪も最小限で済みそうだし、今度こそ行けるかも?いや、絶対行ってやるぞコンチクショー!

…てなわけで、前置きが長くなってしまったが、まず現地へ向かってみることにした。

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県道264を北へ向かい、泉パークタウンの県立図書館前から、さらに5km進んだ画像の交差点【現在地】を左折し、すぐ右折する。

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300m進み、碑が建っている交差点を右折。【現在地

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道なりに進むと立入禁止の看板とパイロンがたくさん置いてある民家の入口に到達する。【位置
点の記では、その民家から入っていくことになっているのだが、何か殺気のようなものを感じるのでトラブルを避けるため、以前から目を付けていた画像の所から入っていくことにした。【現在地

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入口。今の時期でもこれかよ…。

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すぐ沢があるので渡る。その先に一応道が続いていたのだが、予想通りご覧の有様である。

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藪も最初のうちだけだろうと思っていたが甘かった。進めど進めど藪だらけだ。もう戻るよりも図根点へ向かった方が近い所まで来てしまった。我慢して進むしかない。…これに他の草木と蚊とクモの巣などがプラスされる夏場とか、どうなってしまうんだろう。
…というか俺、何してんだろう?

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図根点の手前200mくらいでやっと藪から解放され、まもなく、それっぽい山が見えてきた。目指す図根点はあの上だろうか?【現在地

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道は山の東半分をぐるっと囲むように続いている。どこから登るのが楽そうかを見ながら進んだが、結局点の記通りに南西側から登って行くのが一番良さそうだ。

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邪魔な倒木を乗り越えながら何とか山頂付近に到達。標示杭キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

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閲覧サービスで見た、あのプラ杭がありました!!こんな安っぽい杭のそばに標示杭が打たれてるとか凄く変www
ちなみに普通の図根点はこんな標石のはず。

nagahara.jpg
プラ杭のアップ。

国  調
  +
図根点

と書かれています。本当にどこにでも刺さってそうな杭だなぁ。
念のため方角を確認したところ、意外にも「図根点」の字側の面がちゃんと南になってました。
杭の一辺の長さは8.5cmでした。3寸は約9cmですから、三寸角というのは嘘ではないようです。

この後、また藪地獄へ突入するのが嫌だったため、結局ダメ元で「正規ルート」を戻りました。
一部だけ藪でしたが、割とすんなり戻れて拍子抜け。どうしても民家の敷地内を通ることになりますが、「すみませ~ん通りま~す」と言いながらダッシュで駆け抜けました(笑)
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