標石よりも探す過程がメインの三角点探訪ブログ。
2017/08/06(日)
七ヶ浜町の町民総合スポーツセンター内、町民プールそばにある電子基準点(地殻変動観測点)。

閲覧サービスを見ていたら、七ヶ浜町内にいつの間にか電子基準点が設置されていたので、松島へ行ったついでに寄ってみることにした。
点名の頭に「S」が付いているので普通の電子基準点ではなく、割と最近よく見かけるようになった地殻変動観測点のようだ。「S付き」は以前網地島で見た“S石巻”以来となるが、さてどんなのが設置されているんだろうか?

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塩釜港付近より県道23(産業道路)に入り、貞山堀沿いに南下。右手にホーマックがある交差点を左折して橋を渡る。【現在地

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県道58を道なりに(途中、2ヵ所ほど紛らわしいY字路あり)2.5kmほど進み、画像の交差点を右折。【現在地

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400mくらい進んで左折。【現在地

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すぐ右折。【現在地

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ここを左折。【現在地

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すぐ見つかりました。【現在地

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形状は網地島で見た物と同じだけど、茶色い塗装はされておらず無地のステンレスのまま。こっちの方が電子基準点っぽくて良いかも。

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プレートは防護柵に付けられています。珍しいかも。
相変わらず点番号の表記は無し。
「地殻変動観測点」とは書いてありますが、点の記には「電子基準点」としか書かれていません。どちらもほぼ同じ物のはずなので、当初、地殻変動観測点として設置した物を最近は電子基準点とみなしているのではないかと思います。確か最近、電子基準点の数を増やすとか何とかいう話を聞いたことがあるので、こうした方が都合良いのでしょう。

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付属標です。
点番号は No.06S059 で、付属標なのに末尾にAが付いていません。本体側の番号ですね。
ん?06って事は2006年?点の記を見ると…ホントだ、選点が平成18年(2006年)になっている。ということは、以前からあったけど閲覧サービスに出てこなかったってだけのようですね(“S石巻”は平成17年の選点)。←実は気付いてなかった
つまり、地殻変動観測点が電子基準点に「昇格」したため、閲覧サービスにも出てくるようになったと。こんな感じなのかな?

ちなみに付属標は他の電子基準点と同様に三等水準点“06S059A”としても使われているようです。

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点の記の要図には基準点より16.3mの位置に「参照点」というのが記載されています。
その参照点って、もしかしてこの看板の右上なのかな?何でこんな所にしたんだろ?
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2017/08/06(日)
松島町のJR東北本線松島駅の南450m付近、花ごころの湯新富亭敷地内にある四等三角点。

ある日、閲覧サービスを見ていた時、何気なく松島町の新富亭付近にある四等“道珍浜”の詳細を確認したら点の記が更新されていた。

実は“道珍浜”は以前、…といっても結構前だった気がするが、一度探索しようとしたことがあった。昭和54年頃に調製された(昭和53年12月現況確認)点の記の要図には新富亭(当時は「ホテル新富」)の南東側の丘の上にあるような事が書かれていたのですぐ見つかると思っていたのに、現地へ行ってみるとそのような丘は見当たらず、近くにある新富山でもないようなので結局記事にもしなかった。

今回、新しくなった点の記を確認すると三角点は丘の上ではなく新富亭の建物のそばにある。移転はしていないようなので、三角点がある山頂部分のみ残したような感じか。さらに地形図で新富亭の建物の形を確認すると、まるで三角点を避けるかのように建てられている。不自然なL字型になっているのはそのためだろうか。この状況は以前の点の記と大分異なっている。そもそも以前の要図は方角がデタラメで上が北だと思うと混乱する。これでは当時見つけられなかったのも納得できる。

新しい点の記を見た感じでは今度こそ見つけられそうだし、インパクトがある点名(笑)なので早速行ってみることにした。

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松島海岸よりR45を北へ1kmほど進んだところにある消防署の所を左折する。【現在地

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250mほど進むと道路右側に新富亭の駐車場が続く。まだ建物が見えてこないので、車でもう少し進んでみよう。【現在地

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この建物みたいだな。【現在地
確かに以前この辺りをうろついた覚えがある。
点の記を見ると、ここから左へ入っていけば良いようだ。車は近くに駐めさせてもらうとするか。

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これ…だよな?【現在地
予想通り、山の山頂だけをコンクリートの擁壁で囲い、無理矢理残したような感じだ。もしこれが三角点の保護のためだったとすれば、新富亭の社長さんえらい!

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山の上へ登るための階段って…まさかこの非常階段!?
てっきり専用の階段があるのかと思った。

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3階から山頂に橋みたいなのが架けられて繋がっている。凝ったことしてるなぁ…。


おおっと、これじゃ山頂へ行けないじゃないか。
よく見ると扉の右側にあるロックは鍵がかかっていない、ただの打掛だったので簡単に開いてしまった。(画像の上にマウスカーソルを持って行くと開きます(笑))
何かの災害時に宿泊客が間違って三角点のほうへ行かないように扉を付けているんだろう。

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標示杭を発見。
何か妙な気分だな。

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標石も発見。
山頂はこんな感じなのか。要図の石碑と書かれている所に石碑は無かったがその土台のようなものが残っており、そのそばには御幣(※)が挿してあって神様を奉っているようだ。山頂だけ残した本当の理由はこれだろうか。

※ヒラヒラの紙(紙垂)を棒につけたもの

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標石です。ICタグ付き。
点の記には保護石2個と書かれているのに標石と標示杭の間に写っている石(転がっているだけ)があるだけで、保護石の役目をしているものは無かった。

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せっかくなので等級面のアップ。
ただの四等標石です。手前の地面にフォーカスが合って肝心の標石がボケボケ(いつもだけど)。

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裏面(北面)も。
標識番号012073

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上面です。
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2017/07/02(日)
七ヶ宿町の傾城森山頂にある山林局補点。

先日、宮城県も梅雨入りしたそうだが今日は晴れるようだ。梅雨の合間の貴重(?)な晴れなので、どこかへ行きたいけど良いネタが思い浮かばない。いろいろと考えているうちに、七ヶ宿町の傾城森にある四等“東谷地山”のさらに上へ行ったところに山林局の補点があると、誰かがレポートしていたことを思い出した。以前すぐ近くまで行っておきながら、山頂まで行かなかったため見つけられなかった点だ。
ええっと、確か山形の「三角点の記録だにょ」さんだったっけな(→記事)。…検索してみると、あれ?最近ゆうさんも行ってるのか

以前行った時は山の裏側から車で行き、徒歩3分ほどで三角点の所に着いたのだが、今回はそんなズルはせずにちゃんと登山道を登ろうと思う。 本当は友人Kの軽四駆車の都合が付かなかっただけだったりする(笑)

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最近移転した道の駅からR113を山形方面へ1kmくらい進み、橋を渡ったところに傾城森の入口がある。【現在地
ちょっと分かりにくいな。

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建設会社の駐車場に車を駐めるのかと思ったら、斜め下へ下りる道路があった。【現在地

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恐る恐る進んでいくと、見覚えがある赤い吊り橋と広い駐車場があった。…けど、誰も来ていないみたい。【現在地

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早速吊り橋を渡る。【現在地

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登山道というか遊歩道はちゃんと整備されているようだ。雨上がりということでトレッキングシューズを履いてきたけど、普通の運動靴で良かったかな。【現在地
道標を見ると手前のピークは山伏森という名前らしい。目的地の傾城森までは620mか。うーん、微妙な距離だな。

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山伏森との分岐。道標に従い、ここを右へ進む。【現在地
※ コースが変わったのか、一つ上の画像の辺りから地形図上の点線道と現在位置(トラックデータ)が合わない。そういえばR113から吊り橋以外合ってなかったっけな。

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尾根上に見覚えがある看板が。【現在地

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“東谷地山”の標示杭とプラ製軽量標識+金属標を約7年ぶりに確認後、まだ未踏の山頂へ向かう。【現在地

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地形図の等高線通りに先ほどよりも斜面が急になるが、階段が整備されているので問題無い。【現在地

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さて、そろそろ山頂が近いはずだけど標石はどこかな?【現在地

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あった!【現在地
標石は最高点付近に設置されている。先ほどの四等“東谷地山”は、なぜここに設置されなかったんだろう?

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標石です。

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「補點」

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反対側に旧山林局の山マーク。
左右側面には何も彫られていないようでした。

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上面。
十字マークが国地院の三角点標石よりも小さめ。(4cmくらい)

標石の大きさは 13.7x14.0x17.5cm(4.5寸角?)という、ちょっと中途半端な大きさ。国地院の二等・三等標石と四等標石の間くらいですね。

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補点がある場所の先には、いわゆる「山頂」がありました。
標高からいえば補点の所が山頂で、祠があるここは展望台といった感じです。


2017/09/17 (日)

福島の一等“屹兎屋山”と同様に傾城森の山林局補点標石にもマジック書きしましたので、本日消しに行きました。

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“屹兎屋山”と同じ水性顔料のマッキーを使ったため、こちらも台所用洗剤を歯ブラシに付けてこすり落としました。

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旧山林局マーク。
一見、落ちきってないように見えますが花崗岩の模様です。

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上面です。

(2017/9/17追記)
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